アイコン 日本だけ食料インフレ率の上昇が続く どうして・・・


日本ではインフレ率の低下の裏で進む食料の物価高=高い食料インフレ率、食料インフレ率を低下させれば、さらに全体のインフレ率は下がる。食料は生きる糧の必須商品であり、日本政府はいつまで高騰させるのだろうか。
すでに複数回値上げを実施した企業はいくらでもあり、こうした企業が、原材料の国際相場が下がっても値下げした企業は1社もない。
便所どころか便乗値上げした企業は営業利益の更なる増加となる決算で明らかになる。

また、ほかの国では右肩下がりで物価高が沈静化しているにもかかわらず、日本だけが突出して高くなり続けているのはどうしてだろうか。続く円安政策によるものだろうか。

財務省の鈴木大臣と日銀黒田丸・経団連会長の御三方は、超円安は日本経済のためになるとして大歓迎して放置、黒田丸が自沈したものの、後続の植田氏は音なしの屁状態、必然的に超円安に振れる。現在、旧大蔵省の人材が140円の攻防で必死に介入しているようだが・・・。

 

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 国民の皆様には、物価高の次には、各種税金や社会保険料の引き上げが待っている。今の政府は単に税金による国民からの収奪機関に過ぎなくなってきている。
お国は、まず、国会議員の報酬やお手当て・交通費等てんこ盛りの各種サービスを、総額▲30%以上減らしてから、国民の皆様に税金の上昇指示命令を下してもらいたいものだ。

物価高は前年比での表示、1年経過すればその伸び率は低下し、物価高は沈静化したと勘違いさせてくれる目くらまし術が待つ。

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スクロール→

国際商品価格(先物相場)の推移 

トレーディング・エコノミックス、日経指標等/単位はドル・ユーロ等/月末価

2022

相場

5月の前年比

 

 

21/12.

22/5.

22/12.

23/5.

前年比

6/14

対ドル円

113.9

129.4

131.1

139.3

7.7%

139.4 

海運指数

2,217

2,571

1,515

1,123

-56.3%

 1,074

・海運指数はバラ積み船のバルチック海運指数

 

エネルギー

 

21/12.

22/5.

22/12.

23/5.

前年比

6/14

原油WTI

75

111

80

68

-38.7%

69

東京原油

50,443

80,618

63,087

59,620

-26.0%

 61,130

石炭

169

427

404

138

-67.7%

132

東京原油=東京ドバイ原油=円価(円価はこれだけ)

 

食料

 

21/12.

22/5.

22/12.

23/5.

前年比

6/14

小麦

779

1,087

792

594

-45.4%

631

大豆

1,338

1,683

1,519

1,299

-22.8%

1,390

トウモロコシ

593

753

678

592

-21.4%

608

砂糖

18.88

19.4

20.04

25

28.9%

25

ココア

2,550

2,496

2,600

3,007

20.5%

3,198

コーヒー

226

232

167

180

-22.4%

183

ヤシ油

4,697

6,304

4,174

3,201

-49.2%

3,452

菜種油

754

616

584

395

-35.9%

437

チーズ

1.76

2.41

2.05

1.60

-33.6%

1.65

牛肉

21.9

20.3

19.6

17.3

-14.8%

17.2

鶏肉(家禽)

6.53

7.68

7.68

6.17

-19.7%

5.97

(赤肉)

82.7

108.0

87.7

82.5

-23.6%

92.7

62.3

103.0

83.7

100.0

-2.9%

89.6

 

[ 2023年6月15日 ]

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