アイコン 6月の東京の物価、食料7.9%上昇 生鮮除クは47年ぶりの高水準 オイルショック来


総務省によると、東京23区の生鮮商品を除いた消費者物価指数は、6月中旬時点の速報値で、2020年の平均を100として昨年6月の101.6から104.8となり、3.2%上昇した。

上昇率は5月の3.1%から0.1ポイント上がり、2ヶ月ぶりに拡大した。

うち「生鮮食品を除く食料」は1973年のオイル・ショック後の狂乱物価の1976年6月に記録以来、47年ぶりの高水準となっている。
今回は実質賃金が久しくマイナスの中での物価高、日銀の国会議員除く国民の胃袋に響いている。

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スクロール→

消費者物価 2020=100

 

20236

 

2020=100

前年同月比

総合

105.0

3.1

 生鮮除

104.8

3.2

 生鮮エネ除

104.3

3.8

食料

111.9

7.9

 生鮮

111.7

2.9

 生鮮除

111.9

8.9

住居

101.6

0.4

水道光熱

110.1

-6.1

家具家事

114.1

7.1

服・履物

106.5

5.2

保険医療

101.3

2.5

交通通信

92.8

3.4

教育

103.2

2.0

教養娯楽

106.6

3.5

その他

104.2

1.9

 

 

 

うち数・光熱

 

 

エネルギー

 

-6.9

 電気代

 

-10.9

 都市ガス

 

-2.8

 LPガス

 

6.8

 灯油

 

4.5

 ガソリン

 

-0.7

 

↓日本の金利は2016年からマイナス0.1%

植田氏は「日本のマイナス0.1%の金利に対して米国はじめ各国が金利を上げていることから、日本は円安になっている」とパウエルFRB長官らとのパネル会合で発言。

世界の主要国はインフレ退治に金利を上昇させ、押さえ込もうと躍起になっている最中、笑えぬ植田氏のジョークだろうが場をわきまえない不見識な発言となっている。

 

日本のインフレは食料が大幅に上昇しているが、日銀は関係ないとしてインフレ退治の金利の上昇どころかテーパリングさえ行わず、日銀の総裁は黒船に来襲させ、次は植民地になるつもりなのだろう。

官邸では親族忘年会を主催してドンチャン騒ぎする人がトップの国であり、どうにもならない。

最近では外資の買い付けに東証株価が大幅上昇、しかし、その間、ドルを売って円を購入しての日本株への投資となっており、通常ならば円高に推移するものであるが、現実は円売り・ドル買いの勢いが強すぎ、何も対策しない黒田放置に、追随した植田放置により、神田財務官が茹蛸になって騒いでも、円安の勢いは止まらなくなっている。

ましてや、パウエル米FRB長官は今年まだ2回金利を引き上げることを示唆しており、さらに預金しても金利もつかない日本との金利差は拡大、世界中の投資家が高金利のドル買いに動くのは必然ではないだろうか。

 


スクロール→

東京・食料インフレ

 

米金利

日金利

対ドル円

食料

生鮮除く

22/1.

0.25

-0.1

114

2.2

0.9

22/2.

0.25

-0.1

115

2.7

1.2

22/3.

0.50

-0.1

122

3.3

1.6

22/4.

1.00

-0.1

128

4.2

2.3

22/5.

1.75

-0.1

129

4.4

2.5

22/6.

2.50

-0.1

135

3.9

3.1

22/7.

2.50

-0.1

135

4.4

3.6

22/8.

3.25

-0.1

139

4.7

3.8

22/9.

3.25

-0.1

144

4.2

4.5

22/10.

4.00

-0.1

148

6.1

5.9

22/11.

4.50

-0.1

137

6.9

6.7

22/12.

4.50

-0.1

131

7.0

7.5

23/1.

4.75

-0.1

130

7.4

7.4

23/2.

4.75

-0.1

136

7.4

7.8

23/3.

5.00

-0.1

132

7.6

8.1

23/4.

5.00

-0.1

136

8.3

8.9

23/5.

5.25

-0.1

139

8.0

8.9

23/6.

5.25

-0.1

144

7.9

8.9

23/7.

 

 

 

 

 

23/8.

 

 

 

 

 

23/9.

 

 

 

 

 

23/10.

 

 

 

 

 

23/11.

 

 

 

 

 

23/12.

 

 

 

 

 

 

 

 


スクロール→

東京・食料インフレ

 

米金利

対ドル円

食料

生鮮除く

22/1.

0.25

114

2.2

0.9

22/2.

0.25

115

2.7

1.2

22/3.

0.50

122

3.3

1.6

22/4.

1.00

128

4.2

2.3

22/5.

1.75

129

4.4

2.5

22/6.

2.50

135

3.9

3.1

22/7.

2.50

135

4.4

3.6

22/8.

3.25

139

4.7

3.8

22/9.

3.25

144

4.2

4.5

22/10.

4.00

148

6.1

5.9

22/11.

4.50

137

6.9

6.7

22/12.

4.50

131

7.0

7.5

23/1.

4.75

130

7.4

7.4

23/2.

4.75

136

7.4

7.8

23/3.

5.00

132

7.6

8.1

23/4.

5.00

136

8.3

8.9

23/5.

5.25

139

8.0

8.9

23/6.

5.25

144

7.9

8.9

23/7.

 

 

 

 

23/8.

 

 

 

 

23/9.

 

 

 

 

23/10.

 

 

 

 

23/11.

 

 

 

 

23/12.

 

 

 

 

 


[ 2023年6月30日 ]

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