最低制限価格　　　　　　　　　1,447,56５,000円
株式会社　浅沼組　京滋営業所　1,447,566,000円　　落札
1,447,56５,000円の最低制限価格に対し、その差が１０００円である。

余りにも世の中を舐めている、有り得ない応札金額である。

今回の大津市の「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事」の入札では大津市契約検査課は、予定価格1,698,880.000円も公表していない。

最低制限価格1,447,56５,000円は大津市のトップ数人だけしか知り得ない機密情報である。
見積もりソフトもあり、コンピューターで計算できる普通の土木・建築の積算と違い、今回の「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事」は性能発注方式のためにコンピューターでは計算できない。
最低制限価格の数字を出すのは不可能であり、淺沼組の所長が言うように「たまたま」では、あの数字は出ない。

実際、淺沼組は事前見積もりでは、今回の５社の中では一番高い２，１５０，０００，０００円を提出している。

にもかかわらず本番では最低制限価格に１０００円上乗せした金額で応札している、横着である。
淺沼組は令和４年（２０２２）７月２６日、千葉県市川市が発注した市川市立塩浜小学校解体工事の入札情報を市川市の村越祐民前市長の私設秘書から、予定価格などを、当時、淺沼組千葉営業所長だった市村容疑者が不正に情報を入手、工事を落札したとして市村所長も含めて私設秘書ら４人が「公契約関係競売妨害容疑」で逮捕されるという実績もあり、淺沼組千葉営業所の市村所長は「公契約関係競売妨害罪」で有罪が確定したばかりである。

淺沼組が「たまたま入札」は「またまた事件」の可能性も大いにある、今回の大津市・淺沼組千円入札である。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次