淺沼組の「たまたま入札」は、「またまた事件」!
来年、令和6年(2024)1月に大事な2期目の市長選を迎える大津市佐藤健司市長にとって、今回の淺沼組の「たまたま1000円」入札は頭が痛い「またまた事件」問題に発展しようとしている。
佐藤健司市長は2020年の市長選の時は、市長選の前年の2019年12月7日に金集めの政治資金パーティーを開いて物議を醸すなど香ばしさが漂った中での新市長誕生だった。
来年1月の2期目の市長選は慎重に行きたいところに、起きた今回の淺沼組の「またまた事件」「たまたま1000円入札」事件である。
昨年、令和4年(2022)7月26日に起きた千葉県市川市率塩浜小学校解体工事での公契約関係競売妨害事件で千葉営業所の市村所長が逮捕され、淺沼組は指名停止処分を受け、仕事が受注できない期間が長く続いていたため、空腹状態が続いていた。
お腹がペコペコだったのである。
そこに今度は市村所長の有罪判決が確定したとして、近畿地方整備局が7月25日、8月9日から12月6日まで120日間の営業停止処分を発表している。
仕事が欲しくて、欲しくて堪らない時に目に前にぶら下がっていたのが、大津市が発注した「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事」だった。
来年1月に行われる市長選挙の選挙資金が欲しい佐藤健司市長、3年半前のように今回は金集めの政治資金パーティーも開きにくい状態である。
仕事が喉から手が出るくらい欲しい淺沼組と、来年1月の市長選まで4ヶ月を切って、市長選の選挙資金が欲しい佐藤市長と、淺沼組は相思相愛、両者の思惑が一致したと内部告発者は訴えている。
それが「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事」だった。
そして、あの最低制限価格1,447,565,000円に1000円乗せた
1,447,566,000円での淺沼組の理不尽な落札だった。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次