同社は高級婦人服の縫製事業者。大手メーカーや専門メーカーからの支給材で、スーツ・ブラウス・コートなどの高級婦人服の縫製事業に手がけていた。

アベノミクス消費不況による需要減が長く続き、今般の新コロナ事態ではさらに大きく服飾需要が減少、同社は受注が大幅減少し、一方、従業員の経費増などから採算性を悪化させる中、雇用調整助成金の不正受給が発覚、同社は不正受給額の返還の目処も、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された佐藤充弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年12月14日午前11時50分となっています。

当該事件は、令和5年（2023年）に発生したもので、番号は（フ）第122号となっています。

既報記事
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