アイコン 大村市長選挙は園田裕史市長の圧勝だった


大村市長選挙

10月29日投開票された大村市長選挙の結果
当 28,434票 園田裕史 46歳(無所属・現職)
  10,607票 北村貴寿 50歳(自民党谷川弥一派)公明党推薦
  1,428票 稲富裕和  70歳(無所属)

当初の予想よりも大差を付けての園田裕史市長の圧勝だった。
約18000票差というトリプルスコアーでの勝利は正直言って想定外だった。
投票率の低さが気になった選挙だったが、過去最低の投票率だったとはいえ1週間前の長崎4区補選の42%を大きく10%も上回る51,81%だった。

 

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長崎4区補選で51%の投票率があれば選挙結果は違ったものになっていたはずである。
それにしても園田裕史氏の28,434票に対し、北村ケンスイ君の10,607票には色んな意味で驚いた。 
長崎新聞社、ウェブに「当確」誤掲載 大村市長選で「技術的ミス」(毎日新聞)

#Yahooニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/がネットでもお笑い草になっているが、それにしても長崎新聞社の北村貴寿当選確実には驚いた大村市民も多いはずだ。
長崎新聞社は技術的ミスと言っているが完全に情実的ミスである。谷川金子という権力者に媚びた情実的ミスである。社会の公器、社会の木鐸ではなく権力者の狂気への忖度が招いた誤報である。

大村市長選速報についてのお詫び
https://www.nagasaki-np.co.jp/archives/81583/amp/

誤報

今年4月に行われた2023県議選で北村ケンスイ君は7,222票を獲得している。あれだけ懸垂事件で世間を騒がしたにも拘わらず、である。
その北村ケンスイを市長選に担いだというか、ケンスイ君に市長選に出馬するように唆したと噂されている自民党谷川派の松本洋介県議が4月の県議選で11,885票を獲得していることから、自民党票だけでも単純に計算して北村7,222票+松本11,885票=で19107票はあると考えるのがふつうである。そこに公明党票の貰い票3000票を上乗せすれば軽く22000票は計算できるはずだった。

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実際に8年前の2015年の大村市長選挙では当選した園田裕史氏23,339票に対し、松本洋介氏は20,494票を獲得しているのだ。
今回、市長選挙で北村ケンスイ君は10,607票だったわけだから、4月の県議選で獲得した7,222票に3000票しか上乗せしていないことになる。
単純に公明党票の3000票しか上乗せしていないという結果になっている。
そうなると松本洋介県議の11,885票は何処に消えたのかという問題が残る。

仮に松本洋介票の11,885票がケンスイ君に全部入っていれば、2015年の市長選挙で松本洋介県議が獲得した20494票に近い結果になっていてもおかしくはない選挙だった。
それにしても松本洋介県議の消えた11885票が気になる。
いくら県議選挙と市長選挙は性格が違うと言っても、自民党と公明党の組織選挙を先週10月22日の長崎4区補選で見たばかりである。

懸垂男

ケンスイ君とは2022年2月の長崎知事選で一緒に戦った東京の選挙コンサルタント屋、ジャッグ・ジャパン社の大濱崎卓真大先生も刑事告発され、被疑者の身とはいえ、佐世保市長選挙で宮島大典氏、長崎4区補選では金子ジュニアーを当選させたばかりの大濱崎卓真大先生が自民党長崎県連の選挙担当として裏で指揮していたはずである。
さすがに選挙メガネの神通力(給食無料化)も賢明な大村市民は騙せなかったというわけである。
さようなら北村ケンスイ君、さようなら選挙屋・大濱崎卓真大先生!

長崎政治相関図

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2023年10月31日 ]
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