北海道での核廃棄物最終処分地選定作業/報告書原案の公表が近づく
NUMO=原子力発電環境整備機構は、核廃棄物の最終処分地を選定するための文献調査を進める寿都町と神恵内村における作業について、報告書の原案を公表する計画を進めています。この報告書の原案は約700ページに及び、今月13日に国の審議会で報告され、正式な報告書にまとめられる見通しです。
この調査は2020年から行われており、長期間を要してきましたが、今回の報告書公表は重要な節目となります。
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昨夜の対話の場では、北海道教育大学の岡村聡名誉教授が活断層の問題に関して指摘しました。岡村名誉教授によれば、積丹半島の沖合に活断層が存在する可能性があり、この地域を処分場の候補から外すべきだと述べました。
一方、NUMOの坂本隆理事は、能登半島地震の知見を踏まえて調査を進める考えを示しました。
今後の審議や調査の結果に注目が集まります。
[ 2024年2月 8日 ]
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