ダボハゼの住友化学 大赤字決算 4000人削減へ 4005
同社は当期の世界経済について、欧米における金融政策引き締めの継続や中国における景気低迷の長期化等の影響を受け、緩やかな減速傾向となったが、石油化学や半導体分野においては製品市況の低迷や需要の本格回復の遅れ等により厳しい市場環境となった。また、国内経済についても、物価上昇による消費下押し等を背景に景気回復は足踏み状態となった。
このような状況に加え、医薬品におけるラツーダの米国での独占販売期間終了等の影響もあり、当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度に比べ▲4,484億円減少し、2兆4,469億円となった。
損益面では、コア営業損益は▲1,490億円の損失、営業損益は当期に多額の減損損失や事業構造改善費用を計上したことにより▲4,888億円の損失、親会社の所有者に帰属する当期損益は▲3,118億円の損失となった。
各セグメントの損益段階で、それぞれ前連結会計年度を大幅に下回る結果となった。
同社は当期に、為替差益321億円計上、事業構造費用▲227億円計上、子会社減損処理▲214億円計上している。
なお、同社の当期の海外売上高は1兆6,648億円、68.0%の売上高構成となっている。構成率は23/3期とほぼ一緒。
日本を代表する経団連会長(住友化学関係)、米倉はTPPを推進する過程でモンサント(独バイエル買収)と事業提携し利益誘導を図った。超円安推進の十亀はこのたび過去最大の赤字を計上した。
TPP推進、今や生鮮食品まで輸入に依存し、一方で超円安政策により国会議員等富裕層を除く国民に対して高価な食材にして買わせている。
スクロール→
4005 住友化学 連結 日本式⇒IFRS方式/百万円 |
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売上高 |
営業利益 |
利益率 |
帰属利益 |
15/3. |
2,376,697 |
127,346 |
5.4% |
52,192 |
16/3. |
2,101,764 |
164,446 |
7.8% |
81,451 |
17/3. |
1,939,069 |
126,467 |
6.5% |
76,540 |
18/3. |
2,190,509 |
250,923 |
11.5% |
133,768 |
19/3. |
2,318,572 |
182,972 |
7.9% |
117,992 |
20/3. |
2,225,804 |
137,517 |
6.2% |
30,926 |
21/3. |
2,286,978 |
137,115 |
6.0% |
46,043 |
22/3. |
2,765,321 |
215,003 |
7.8% |
162,130 |
23/3. |
2,895,283 |
-30,984 |
|
6,987 |
24/3. |
2,446,893 |
-488,826 |
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-311,838 |
24期/23比 |
-15.5% |
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25/3予 |
2,670,000 |
70,000 |
2.6% |
20,000 |
25予/24比 |
9.1% |
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住友化学 連結、売上高とセグメントコア利益 /億円 |
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売上高 |
前年比 |
コア営利益 |
前年比 |
コア利率 |
ケミカル |
7,740 |
-9.3% |
-907 |
(342赤) |
|
エネルギー・機能材 |
3,003 |
-12.4% |
78 |
-48.7% |
2.6% |
情報電子化学 |
4,142 |
-4.0% |
440 |
-7.6% |
10.6% |
健康・農薬・農業 |
5,460 |
-8.8% |
309 |
-46.1% |
5.7% |
医薬品 |
3,427 |
-41.4% |
-1,330 |
(162黒) |
|
その他 |
698 |
-18.3% |
81 |
-22.2% |
11.6% |
調整 |
2 |
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61 |
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合計 |
24,468 |
-15.5% |
-1,490 |
(927黒) |
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