令和６年８月１３日分の破産・倒産情報、破産・小口倒産一覧を掲載します。

新型コロナ関連の経営破たんが2020年2月から累計で1万285件に達しました。7月だけで255件の破たんが報告され、コロナ禍の影響で高水準が続いています。コロナ破たん率は全国の企業の約0.286%で、地域による差があります。特に東京都が最も高く0.501%、次いで宮城県、福岡県が続きます。高知県は最も低い0.119%です。

「ゼロゼロ融資」を利用した企業の破たんも増加しており、コロナの影響と物価高、労務費の上昇が複合的に影響しています。経済環境は変動していますが、コロナ関連の破たんはしばらく高水準で推移する見込みです。

都道府県別では、東京都が2,097件と最多で、全体の20.3%を占めています。大阪府、福岡県、愛知県などが続き、300件以上の破たんが8都道府県に見られます。鳥取県は最少の23件です。