日本の大企業の不正 日本列島を走る JR貨物864両 安全不正 宅配遅れ
JR貨物は9月10日、10年前から貨物列車の車輪に軸を取り付ける作業で、取り付けの圧力が基準値の上限を超えた際、記録表の値を基準値内に書き換えるデータの改ざんをしたり、上限を超えたのを認識しながら、そのまま運行したりする不正が行われていたと発表した。
故障などのおそれがあるため、9月10日夜のうちに564両の運用をすべて停止し、検査に入った。
当車両データ不正は、今年7月にJR山陽線新山口駅で発生した貨物列車の脱線事故を受けて行った社内調査で発覚し、全社で調査に入っていた。関与社員は「作業のやり直しにかかる費用を懸念した」と話している。
JR貨物の経営陣の利益捻出のための聖域なき削減が、現場所長→担当役席から現場へ無言の圧力となり、鉄道マンとしてあるまじき安全無視の不正を発生させたようだ。
国交省は9月11日、不正があった3ヶ所の事業所に対し、鉄道事業法に基づく特別保安監査を実施した。
特別保安監査では、
① 車両整備のデータ確認、
② 作業員への聞き取り、
③ 不正に関する事実関係
④ ④安全管理体制などを調べている。
監査対象車両所は、
① 北海道支社の輪西車両所、
② 関東支社の川崎車両所、
③ ③関西支社の広島車両所の3ヶ所。
(ただ、11日追加して300両の車両でデータが確認できないとしており、事業所数も拡大する可能性がある。)
JR貨物は11日、10日の発表では564両で不正があったとしたが、別に300両で検査合格なのか、不正なのかデータで確認できない車両が見つかったと発表し、確認作業に入ると発表した。
こうした事態を受け、
一部の荷物の輸送に利用している宅配大手の佐川急便は、全国の広い範囲で荷物の到着に遅れが生じていると明らかにした。順次、トラックや飛行機といった他の手段への切り替えを検討しているという。
ヤマト運輸は、関東から九州・北海道宛の荷物や九州・北海道から関東宛の荷物に一日以上の遅れが生じる見込みだとしている。
JR貨物では、検査しなおし、合格すれば、順次、運行させる。そうでもしない限り、検査を確認するまで運行を停止した場合、日本の物流は大混乱になることから、運行せざるをえない現実がある。
ただ、車軸の問題であり、万が一、脱線事故が発生した場合、何十両もコンテナを乗せ運行しており、大惨事になる可能性のある安全無視の事態で10年運行していたことになる。
小泉純一郎政権時代からの「聖域なき削減」は、安全領域も関係なく削減させ続けた日本國家。その後、企業にあっては聖域なき削減と不正が表裏一体となっていた事実が、日本を代表する大企業の数多くで現れた。彼は党議拘束をかけ自民党どころか日本経済をもぶっ壊した張本人。





