アイコン LGエネルギーソルーション決算 純営業利益3四半期連続して水面下


中国勢を除いてEV用バッテリーの№1企業である韓国のLGエネルギーソルーション、米国で大規模工場展開しており、欧州ではポーランドに製造拠点を設け、欧州車に納品している。
ただ、米国では補助金がついてもEV販売は不振、EVのマイナス部分だけクローズアップされ、さらに売れなくなっている。
 
LGエネにあり、売上高の減少は材料費の大幅値下がりにあるところもあるが、営業利益はIRA法に基づく助成金を除けば、今年に入り3四半期連続して赤字となっている。
米国でも巨額の直営および合弁工場への投資を行っており、その償却もあり、まだまだ収益を出せる段階にないようだ。ただ、減価償却は順次償却費が減少してくることから、IRA補助金がなくとも早晩利益が出るようになる。
 

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LGはEV向けの販売不振により、産業用蓄電池のESS分野を強化する方針を打ち出している。
 ただ、ここでも中国のCATLは3元系より2割以上安価な改LFP電池でEVとESS事業を拡大しており、米国の嫌中のご加護がなければ、太刀打ちできない状態。CATLは環境意識の高い欧州のドイツに工場を持ち、昨年4月から生産し欧州自動車メーカーに納品している。今後、工場の拡大を目論んでおり、EV向けのほかESS市場にも直接進出するものと見られる。
(LFP電池=リン酸鉄リチウムイオン電池は高価なコバルトとニッケルを使用しない二次電池)
 すでに改LFPは2000年の400キロから現在は3元系にまったく遜色ない1000キロの高性能品もあるといい3元系は価格で太刀打ちできない。また、3元系よりLFP系が安全度も高い。 

韓国3社は何れも3元系バッテリーを展開しているが、改LFPは製造できない。(逆に中国CATLは3元系も製造し、上海テスラなどに納品している)


スクロール→

LGエネルギーソルーション 決算

 

売上高

営業利益

含IRA金

修正営利

 

億ウォン

前期比

億ウォン

前期比

億ウォン

億ウォン

24/3

68,778

-16.4%

4,483

-38.7%

4,660

-177

24/2

61,619

-29.8%

1,953

-57.6%

4,478

-2,525

24/1

61,287

-29.9%

1,573

-75.2%

1,889

-316

 

 

 

 

 

 

 

23/4

80,014

 

3,382

 

不明

 

23通期

337,455

31.8%

21,632

78.2%

不明

 

 

EV用バッテリー材料 レアメタル

シカゴ先物相場

 

リチウム

ニッケル

コバルト

月末/単位

CNY/T

USD/T

USD/T

19/12.

49,500

13,683

32,250

20/12.

46,500

16,554

32,190

21/12.

277,500

20,881

70,500

22/3.

496,500

48,226

82,000

22/6.

475,500

21,766

65,445

22/10.

587,500

23,721

51,955

22/12.

519,500

29,886

51,955

23/6.

307,500

20,346

33,420

23/12.

96,500

16,376

29,135

24/6.

79,500

17,291

27,150

24/9.

75,500

17,905

24,300

 

[ 2024年10月 9日 ]

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