アイコン 9月の新築住宅着工戸数▲0.6%減 注文住宅33ヶ月連続減 都道府県別着工推移


国交省が発表した9月の新築住宅着工戸数は、貸家が増加したものの持家、分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比▲0.6%減となった。

1.総戸数
○新設住宅着工戸数は前年同月比▲0.6%減の68,548戸で、5ヶ月連続減。
○新設住宅着工床面積は▲2.3%減の5,223千㎡で、5ヶ月連続減。

2.利用関係別戸数
(1)持家=注文住宅
○持家は前年同月比▲0.9%減の19,350戸で、34ヶ月連続減

(2)貸家=貸し家+アパート+賃貸マンション
○貸家は4.4%増の31,033戸で、先月の減少から再びの増加

 

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(3)分譲住宅
○分譲住宅は▲7.0%減の17,921戸で、5ヶ月連続減
・うち分譲マンションは▲6.1%減の 7,651戸で、2ヶ月連続減
・うち戸建分譲住宅は▲8.2%減の 10,110戸で、23ヶ月連続減

3.地域別戸数
○首都圏
総戸数は前年同月比 11.5%増の25,047戸
持家は同 0.9%増の4,045戸
貸家は同 20.8%増の12,800戸
分譲住宅は同 6.0%増の8,136戸
うち分譲マンションは同 24.1%増の3,657戸
うち戸建分譲住宅は同▲6.3%減の4,335戸

○中部圏
総戸数は前年同月比▲11.9%減の7,139戸
持家は同 ▲7.5%減の2,833戸
貸家は同▲9.2%減の2,480戸
分譲住宅は同▲21.2%減の1,802戸
うち分譲マンションは同▲30.5%減の607戸
うち戸建分譲住宅は同▲15.3%減の1,195戸

○近畿圏
総戸数は前年同月比2.8%増の12,261戸
持家は同5.3%増の2,715戸
貸家は同13.8%増の5,771戸
分譲住宅は同▲11.5%減の3,756戸
うちマンションは同▲17.4%減の2,143戸
うち戸建住宅は同▲3.0%減の1,597戸

○その他地域
総戸数は前年同月比▲8.9%減の24,101戸
持家は同▲1.2%減の9,757戸
貸家は同▲12.0%減の9,972戸
分譲住宅は同▲16.5%減の4,227戸
うちマンションは同▲28.2%減の1,244戸
うち戸建住宅は同▲10.4%減の2,983戸
以上、

バブル期は企業が利益を社員に還元、お金が循環しバブル経済を演じたが、特に不動産と株式市場に偏重し、物価全体が極度に上昇していたわけではなかった。
バブル崩壊後、経団連が主導して大企業は利益が出ても従業員に還元しなくなり、お金が国内で循環しない歪な経済政策を日本國政府はとり続け30年以上を経過している。
上場企業の集計で史上空前の利益が出た2018年でも株主様には大還元したものの、従業員に還元することはなかった。


スクロール→

都道府県別 住宅着工戸数推移

都道府県別住宅着工戸数推移/国交省

 

平元年

12

22

2

5

 2023

 

1989

2000

2010

2020

2023

2000

 

バブル

小泉

リーマン波

アベノミクス

コロナあけ

比較

合計千

1,662

1,229

813

815

819

-33.4%

 /戸

 

 

 

 

 

 

北海道

85,614

50,380

28,983

31,339

28,736

-43.0%

青森

14,311

11,861

4,708

5,671

4,655

-60.8%

岩手

14,001

11,143

5,227

5,956

6,744

-39.5%

宮城

37,552

21,979

12,714

14,451

16,079

-26.8%

秋田

10,183

9,082

3,981

3,838

3,449

-62.0%

山形

9,563

9,693

4,125

5,005

4,598

-52.6%

福島

21,555

15,828

9,342

9,868

8,444

-46.7%

 

 

 

 

 

 

 

茨城

37,282

24,077

19,855

16,339

16,345

-32.1%

栃木

25,700

19,047

13,506

11,072

10,090

-47.0%

群馬

27,177

18,057

12,625

10,179

10,061

-44.3%

 

 

 

 

 

 

 

埼玉

106,598

66,718

55,368

48,039

53,228

-20.2%

千葉

88,960

59,652

45,085

43,070

44,540

-25.3%

東京

201,739

167,721

119,858

131,614

128,330

-23.5%

神奈川

141,098

107,061

69,473

60,737

67,739

-36.7%

 

 

 

 

 

 

 

新潟

24,441

17,410

11,382

10,851

8,452

-51.5%

富山

11,162

9,010

5,388

5,253

5,034

-44.1%

石川

13,885

10,297

6,484

6,944

5,401

-47.5%

福井

7,121

7,143

3,816

4,009

4,149

-41.9%

 

 

 

 

 

 

 

山梨

11,397

8,180

4,681

4,101

3,969

-51.5%

長野

24,423

21,415

10,650

11,721

11,029

-48.5%

 

 

 

 

 

 

 

岐阜

18,221

17,789

11,166

10,571

9,550

-46.3%

静岡

51,335

39,458

25,314

20,397

19,415

-50.8%

愛知

88,618

75,235

57,952

54,951

54,685

-27.3%

三重

20,212

15,454

10,208

9,558

9,224

-40.3%

滋賀

15,543

14,596

9,688

8,838

9,166

-37.2%

 

 

 

 

 

 

 

京都

33,663

24,052

15,269

15,592

14,765

-38.6%

大阪

108,003

88,019

54,619

64,988

69,264

-21.3%

兵庫

69,381

51,635

34,756

30,884

30,134

-41.6%

奈良

18,108

10,267

6,423

5,141

5,520

-46.2%

和歌山

12,339

7,893

4,867

4,514

3,958

-49.9%

 

 

 

 

 

 

 

鳥取

4,656

5,115

2,140

2,511

2,412

-52.8%

島根

4,772

5,968

2,463

3,319

3,173

-46.8%

岡山

21,749

15,160

10,231

12,103

10,292

-32.1%

広島

37,025

24,316

14,851

16,050

17,515

-28.0%

山口

14,786

11,180

7,046

6,217

6,465

-42.2%

 

 

 

 

 

 

 

徳島

9,136

5,871

3,822

3,554

3,108

-47.1%

香川

11,329

9,494

5,450

4,747

5,279

-44.4%

愛媛

16,295

11,022

6,517

8,049

6,234

-43.4%

高知

9,261

6,334

2,680

3,437

2,407

-62.0%

 

 

 

 

 

 

 

福岡

73,030

49,591

31,156

34,464

37,752

-23.9%

佐賀

7,258

5,971

4,075

4,409

5,382

-9.9%

長崎

14,807

9,853

5,466

5,924

7,789

-20.9%

熊本

20,929

13,047

8,842

12,903

13,619

4.4%

大分

16,297

10,261

5,758

6,892

6,184

-39.7%

宮崎

16,259

9,966

5,738

5,886

5,929

-40.5%

鹿児島

20,869

14,079

8,669

8,681

9,147

-35.0%

 

 

 

 

 

 

 

沖縄

14,969

12,463

10,709

10,703

10,183

-18.3%

 

 

 

 

 

 

 

GDP

:名目

 

 

 

 

23年間

兆円

400 

535 

505 

539 

592 

10.6%

百億ドル

310

496

575

505

421

-15.2%

 

1989

2000

2010

2020

2023

2000

米国の名目GDPの伸び率は2000年/2023年比で2.7倍成長。

韓国はウォンで3.5倍、ドル換算値で3.0倍成長。

日本は円で1.1倍、ドル換算値ではマイナス成長。

世界はドル換算値で3.0倍成長。

 

日本國政府は経済を成長させない政策を採り続けている。成長できないように大学や公的研究機関の大学・研究予算を実質減らし、新規産業の創出など遠の昔に放棄させている。

GDPの50%以上を占める個人消費も経団連と政府の合体により給与を上げさせず、少し給与を上げても各種税や社会保険料の率増により巻き上げ続け、世帯の可処分所得を減らし続けてきた。物価上昇に対して実質での個人消費額の上昇はなくなっている。

 


スクロール→

世界と日本の物価上昇率=インフレ率

 

世界

日本

 

世界

日本

2000

4.85%

-2.71%

2011

4.97%

-5.44%

2001

4.59%

-3.38%

2012

4.09%

-5.48%

2002

3.73%

-4.25%

2013

3.63%

-5.17%

2003

3.91%

-4.50%

2014

3.22%

-2.56%

2004

3.82%

-4.51%

2015

2.73%

-1.78%

2005

4.00%

-4.78%

2016

2.73%

-1.90%

2006

4.05%

-4.54%

2017

3.25%

-1.42%

2007

4.28%

-4.50%

2018

3.65%

-0.45%

2008

6.37%

-3.18%

2019

3.51%

0.02%

2009

2.65%

-4.47%

2020

3.24%

-0.01%

2010

3.66%

-5.17%

2021

4.71%

-0.24%

世界・日本ともIMF

2022

8.73%

2.25%

2023

6.78%

5.59%

 

[ 2024年11月 1日 ]

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