知事後援会の元職員の証言『うそにうそを重ねることをやめて!』
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大石知事の政治と金の疑惑の真相解明に向けて、県議会の総務委員会で集中審査が開かれている。
3日間続いた集中審査も今日が最終日、午前中は自らが大石氏を刑事告発している長崎地検の元次席検事で弁護士の郷原信郎氏らが参考人として出席し、疑惑について元検事として、また法律家としての見識を基に証言していたが、忙しいスケジュールを割いての出席にも頭が下がるが、その鋭い見識と知見には感服するばかりである。
選挙コンサルタンを自称していたジャッグ・ジャパンの大濱崎卓真に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい、と思った長崎県民は多いはずである。
最後に郷原弁護士は『百条委員会の設置 選挙コンサルタント(ジャッグ・ジャパン代表の大濱崎卓真)の証人喚問は不可欠ではないかと、助言している』
また、午後からは大石後援会の元職員も参考人として証言していたが、これまでの大石氏の答弁の嘘が完璧に暴かれた。元職員は最後に大石氏に対する思いを聞かれ、『うそにうそを重ねることをやめて・・・』と訴えていた。
次に登場した建設協会の会長というか西海建設役員の根〆慎吾氏が、証言していたが、自らが大石県政に陳情していた『最低制限価格』の引き上げのタイミングと、自らがお友達県議と認める瀬川県議を同席しての大石賢吾後援会会員集め(特別会員(松)12万円、正会員(竹)6万円、一般会員(梅)3千円)は、『便宜を図った成功報酬と誤解を生む』と毎日新聞に報道されても致し方ない。
また、先日、参考人として出席した医師会の森崎会長、建設協会の根〆氏らは、谷川弥一爺の働きかけで、海の物とも山の物とも分らない大石氏を担ぎ保守分裂の選挙で大石知事を誕生させ、今では大石知事の『長崎のパパさん』と呼ばれ浮かれているようだが、そのことで長崎県政が停滞し、多くの県民が迷惑していることを忘れてはならない。根〆氏には大石知事誕生の製造者としての責任がある。
根〆氏のケジメに注目したい。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次