長崎市議会、梅本議員への自由な言論封殺という暴挙!
梅本議員の質問の何処がパワハラなのか理解に苦しむ。
今回の梅本議員への鈴木長崎市長の『パワハラ懲罰』は、行政機関の長『市長』による議会制民主主義に対する自由な言論への封殺という暴挙である。
地方自治体は、行政職員などで構成される執行機関と、住民から選挙で選ばれた議員で構成される『議会』で成り立っている。
そもそもどうして市長(首長)と、議員という2つの『代表者』がいるのか。
それは、権力が1ヵ所に集中するのを防ぐためである。
権力は、一つのところに集中すると濫用される可能性があることを、私たちは谷川・金子原二郎県政から学んできているからである。
そのため、税金を集め、保管し、使うまでのすべてを任されている執行機関(行政・市長)を、住民の代表である議会はチェックする役割を期待されている。
今回の長崎市のいきすぎた『パワハラ懲罰』は、議会の持つ役割と権威を失墜させ、議会の自由な言論への封殺という暴挙以外の何ものでもない。
梅本議員の『市長、市長、市長が答えなさい』との発言をとらえて懲罰を科すなどということは、まさに市民の声に対する挑戦であり、議員の発言に懲罰を科すことによって、自由な言論の封殺を謀っている。

梅本議員は市長に対し答弁を求めていたのであり、それに対し市長は真摯向き合い、誠実に答弁するべきであった。
その意味で梅本議員の『市長、市長、市長が答えなさい』は、市民感覚としてごく正当な発言であり、全くパワハラには当たらない。
今回の鈴木長崎市長の対応は、言語道断、不当な制裁であり、権力者が自由な言論に対して圧力を加えられたときは、常にその機関の末期的な様相を呈しているときである。議会制民主主義の根幹を覆すものであり、断じて黙過することはできない。

そのことを看過し、執行機関に対し、唯々諾々として阿る議会に対し、強い怒りとともに深い悲しみを覚えるものである。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





