【北海道倒産】特定非営利活動法人ゆうばりファンタ
特定非営利活動法人ゆうばりファンタ(所在地:北海道夕張市本町3-336、理事:上田博和)は1月29日、札幌地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は精査中。
特定非営利活動法人ゆうばりファンタは、2007年3月に設立され、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の主催や「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」の管理運営を行っていた。
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映画祭は1990年から北海道夕張市で開催され、ファンタスティック映画やホラー、SFなどを中心に上映。クエンティン・タランティーノ監督も訪れるなど国際的な知名度を得ていた。
しかし、2024年に広場の管理業務から撤退し、映画祭の賞金未払い問題が発覚。夕張市が後援を見送ったことで映画祭の主催を自粛し、収入が激減。資金繰りが悪化するなか、外部への資金流出が疑われる事案や借入金の返済困難が生じ、事業継続を断念、今回の措置となった。
破産管財人には、「弁護士法人橋本・大川合同法律事務所」の大川哲也弁護士(電話番号:011-631-2300)が選任されている。
※画像は記事と無関係です
[ 2025年1月29日 ]
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