アイコン (有)滝野屋商店/破産手続き開始決定 <長野> 製菓・製パン材料の卸売


「(有)滝野屋商店」は(長野県松本市北深志1丁目***)に所在している企業です。

 

同社は製菓・製パン材料の卸売業で、令和7年(2025年)1月21日に長野地裁松本支部にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)

負債総額は約8200万円。

1979年に設立された同社は、松本市および周辺地域の製菓・製パン業者向けに乳製品やイースト菌などの卸売を行ってきた。2002年には年間売上高が約2億1000万円に達したものの、競争の激化や市場環境の悪化で受注が減少。さらに、新型コロナウイルスの影響を受け、2022年には売上が約9900万円まで落ち込んだ。

2023年には約1億1000万円まで回復したが、仕入れコストの上昇を価格に転嫁できず、赤字が続いたことで財務状況が悪化。そんな中、前社長が2023年10月に死去し、後継者不在のため事業を停止。債務整理のため初代社長が再び代表に就任し、2024年1月に自己破産を申請、今回の措置となった。

 

この破産手続きに関しては、選任された岡村あゆみ弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

 

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 同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和7年2月21日まで。 また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和7年4月21日午前10時45分となっています。

 

当該事件は、令和7年(2025年)に発生したもので、番号は(フ)第8号となっています。


 

 

[ 2025年1月31日 ]
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