アイコン 【北海道倒産】青果物卸業の(有)仁木ファームが破産へ


青果物卸業の(有)仁木ファーム(所在地:北海道余市郡仁木町北町***)が1月29日、札幌地裁小樽支部において破産開始決定を受けた。

負債総額は約1.1億円。

同社は、1932年創業の老舗青果物卸業者であり、1991年に法人化と同時に農業法人を設立し、青果物の生産にも着手した。

 

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1994年には小売店舗「フルーツファクトリー」を開設し、シフォンケーキやアップルパイなどのスイーツ販売にも事業を拡大。これにより、青果物の生産から菓子製造・販売までを一貫して行う体制を確立した。1998年には売上高約2億5600万円を達成したが、その後は農産物の収穫状況や相場の変動によって業績が不安定となり、収益の低迷が続いた。

さらに、新型コロナウイルスの影響で小売店舗の売上が大幅に減少。加えて、2023年10月に創業者が死去したことも経営に大きな影響を与えた。2024年4月には小売店舗を他社へ移管したものの、資金繰りが悪化し、今回の措置となった。

 

[ 2025年2月 6日 ]
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