【静岡倒産】（株）清水金魚／破産手続開始決定 観賞魚飼育資材卸
観賞魚飼育関連資材卸の（株）清水金魚（所在地：静岡県浜松市中央区松小池町＊＊＊）は3月27日、静岡地裁浜松支部において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約６億円。
資本金は2000万円。
同社は1928年創業、1975年に法人化された老舗で、約1万5000㎡の養殖場を持ち、らんちゅうや浜錦といった高級金魚の生産でも知られていた。かつては年商10億円を超える規模に達し、業界内でも高い知名度を誇っていた。
スポンサーリンク
しかし、観賞魚市場の縮小や流通量の減少により売上は低迷。加えて、飼育機器や飼料などの仕入れ価格が上昇する中で価格転嫁が進まず、赤字が続いていた。採算の悪化が深刻化したことで、先行きの見通しが立たなくなり、今回の措置となった。
破産管財人には、石川雅大弁護士（電話番号：0538-39-1616）が選任されている。
[ 2025年4月 7日 ]
スポンサーリンク
このサイトを購読
