アイコン 偽造の糖尿病治療注射剤「オゼンピック」出回る ノボノルディスク社警告のHP


デンマーク製薬大手ノボノルディスク社は4月14日、同社の糖尿病治療の注射剤「オゼンピック(化学名セマグルチド)」の偽造品数百個が米国のサプライチェーン(供給網)以外で流通していると警告した。
需要が急増していることを背景に、偽造品などへの懸念が高まっている。同じ成分は同社の肥満症薬「ウゴービ」にも含まれている。
米食品医薬品局(FDA)は9日、偽造注射剤を押収して、目視検査や化学的検査などを実施して分析を進めている。FDAはウェブサイトで、FDAとノボノルディスクはこうした薬剤の正体、品質、安全性についての情報はまだ得られていないと説明。
ノボノルディスクは薬局に対し、正規代理店から正規のオゼンピックを購入するよう助言している。患者に対しては、使用前に偽造品ではないかを確認するように促している。
以上、

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ノボノルディスク社のHP(英語)、Ozempicのニュースリリース

日本では、オゼンピックは注射タイプの2型糖尿病治療薬として認証されている。
医療機関のほか、オンライン診療でも処方されており、患者が偽造品でないかの確認は至難のわざとなる。病院やクリニック等が正規代理店から購入しているか今一度チェックするしかない。

日本では糖尿病で治療を受けている患者数は579万人、人口の5%に達する(2020年調査)。
世界では5.29億人、世界人口の6.1%が糖尿病を患っている(2021年調べ)。

 

[ 2025年4月15日 ]

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