テクニカルは強気、円安の本質は・・・
円安を背景に、日経平均は一時500円超の上昇。テクニカル的にも日経平均株価は25日移動平均線を大きく上回り、RSI(相対力指数)は70付近に迫るなど「買われすぎ」の水準にある。
MACDもシグナルを上回り、トレンドとしては上昇基調が明確だ。短期筋の買いも流入しやすい地合いだが、その一方で過熱警戒のサインも点滅しつつある。
なぜ今、円がここまで売られるのか――。最大の要因は日米の金利差だ。
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米国ではFRBが利下げに慎重な姿勢を崩さず、高金利政策が長期化する見通しが強まっている。一方、日本は日銀がマイナス金利を解除したものの、追加利上げには極めて慎重で、市場では「事実上の利上げ打ち止め」と見られている。そのため、金利差を目当てにドル買い・円売りが続いている。
また、貿易赤字や地政学リスク、そして日銀の緩慢な為替対応姿勢も「円を売りやすい空気」を市場に広げている。こうした中での株高は、輸出企業の採算改善を見込んだ面もあるが、投資家の“円安依存”が強まりすぎれば、逆回転リスクも大きくなる。
連休前後の利食い売りが一服すれば、改めて市場の重心は「為替と金利」に戻る。強気相場の地盤が本当に固いのか、足元を見つめ直す局面にある。
[ 2025年5月 2日 ]
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