アイコン 石木ダムの技術的な疑問等に対する説明会(長崎県in川棚町)


石木ダム

『公共事業は法に叶い、理にかない、情にかなうものであれ』

石木ダム

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令和7年6月1日(日)午後1時から午後4時、川棚町中央公民館2階講堂で、長崎県と専門家が対話する『石木ダムの技術的な疑問等に対する説明会』が行われた。

石木ダム

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会場は多くの市民で満員御礼となる盛況ぶり、長崎県側からは土木部のトップである中尾部長をはじめ河川課のメンバー12人くらいが参加していたが、その中に大石知事の姿がなかったのは残念だった。

石木ダム

主催は長崎県
出席者は長崎県=土木部長、河川課長、石木ダム建設事務所長、河川課企画監
市民委員会=専門委員(環境:つる祥子委員、治水:宮本博司委員)など。
全体進行は長崎県だったが、質疑部分の進行は市民委員会の西島和委員長が行い、質疑テーマは環境、地元の理解(新規)治水、地質、費用便益分析(第1回で保留になった点など)を行ったが、事業者である長崎県側の説明に納得する市民は一人もいないだろう。
4月20日に行われた『第1回説明会』に続き行われた今回の『石木ダムの技術的な疑問等に対する説明会』には、県議会から佐世保市選出の堤典子県議、大村市選出の牧山大和県議、長崎市選出の坂本浩県議、大倉さとし県議ら4人も参加するなど、石木ダムに対する県議会としての意識の変化が感じられた。
今回の『第2回説明会』の立役者である宮本博司委員が冒頭に発した『公共事業は法に叶い、理に叶い、情に叶うものであれ』という言葉を紹介した宮本委員は、旧建設省OBであり、まさに全国のダム建設の検査官だった専門家である。その宮本委員は石木ダムについて、これほど杜撰でいい加減で、治水(水害を防ぐ)という意味では、むしろ危険なダムであると鋭く指摘している。
まさに、石木ダムは『法を捻じ曲げ、理を捻じ曲げ、情を捻じ曲げて』60年間、石木地区(こうばる)の住民の情を踏みにじってきている。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2025年6月 2日 ]
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