参院選きょう公示 27回目の通常選挙、石破茂首相率いる与党 過半数維持へ「50議席」死守が焦点
第27回参議院議員通常選挙が本日2025年7月3日、公示された。18日間にわたる選挙戦が本格スタートし、与野党は政権の命運を懸けた決戦に臨む。
与党陣営(自民・公明)は、勝敗ラインとして「50議席」を設定しており、これは参議院における過半数(全議席248のうち125)を維持するために必要な最低ライン。現有議席75からの大幅減を許さぬ構えだ。
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この「50議席」という基準は、石破茂首相(自民党総裁)が明言したもので、首相自身が掲げた責任あるラインとされる。これを下回れば、参議院でも与党は過半数を失い、政権運営に深刻な影響を及ぼす可能性が高まる。
石破茂首相(自民党総裁)は、昨年秋の衆議院選挙では、『絶対安定多数』261議席を設定していたが、結果は過半数を大きく割り込むという歴史的惨敗を喫しているという前科がある。
参院選の序盤戦では、有権者の関心が「50議席死守」の成否に向けられ、今後の各党の戦略や情勢の流れが焦点となる。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次
[ 2025年7月 4日 ]
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