したたかJFEの鋼鉄のメンタル!『大村市民の"静かなる怒り" 』

どんな状況でもピクリとも動じない、あの営業姿勢。
狙った獲物は、ナリフリ構わず突進。竹富島で逆風を喰らおうが、それすら燃料に変えていくあの図太さは鋼鉄のメンタルである。
いやはや、恐れ入った。あれぞ正真正銘、「したたかJFE」である。
一体どこからあの厚かましさが湧いてくるのだろう。
やはり、鋼の高炉で焼かれ、叩かれ、鍛え上げられた現場主義のDNAだろうか。
なるほど、あの横着沈静コンビが全国で育っていくのも納得である。
ところで、大村ではもう祝勝会の段取りなど始めておられるのでは?
落札し、議会も通過、契約までたどり着けば、堂々とあの“川崎重工御用達”――チルチルミチルで乾杯という筋書きも見え隠れしている。
そこに政財界の重鎮たちが揃えば、川崎重工を“完封KO”というシナリオも現実味を帯びてくる。

ただしご注意を。チルチルミチルの店内には、川崎重工が仕掛けた“未練の罠”が残っているかもしれない。
そして何より――
営業停止中にもかかわらず大村市内で営業活動していた件、市民の目はごまかせても、市議会は騙せない。
ただ、勝ったと思ったその瞬間、足をすくわれることもあるのがこの世界である。
2006年6月、佐世保市発注の西部クリーンセンター灰溶融炉建設工事を落札後に辞退に追い込まれたのがJFEエンジニアリングだったことを記憶している往年の日刊セイケイ(遠山金四郎)ファンもいることだろう。
さて、最後に笑うのは誰だろう、間違いなく大村市民である。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





