アイコン 幼児向け知育玩具サービスの(株)トラーナ、再建のカギはベルタ支援に


(株)トラーナ(所在地:東京都中野区新井2-24-3、登記簿上所在地:千葉市中央区鶴沢町20-16、代表:志田典道)は7月1日、東京地裁において民事再生法の適用を申請した。

負債総額は約5.3億円。

資本金が2975万円。

(株)トラーナは、2015年設立のスタートアップで、乳幼児向け知育玩具の定期レンタルサービス「トイサブ!」を展開していた。おもちゃプランナーが子どもの発達に応じて選んだ玩具を2カ月ごとに届ける仕組みで、2023年には年商約6.7億円にまで成長していた。

 

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しかし、物価や人件費の上昇により利益が出ず、設立から10期連続で赤字。広告費を削減して黒字化を目指したが、売上は鈍化し、資金繰りも限界となり、今回の措置となった。

ただし事業は停止せず、美容・健康関連事業を手がける(株)ベルタがスポンサーとなり、支援を受けて再建を目指すことが決まっている。

 

申請代理人には「髙井総合法律事務所」の犬塚暁比古弁護士ほかが、監督委員には、粟田口太郎弁護士が選任されている。


 

[ 2025年7月 2日 ]
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