米軍380億円ドローン、ペルシャ湾で墜落・行方不明 「MQ4Cトライトン」
米海軍は先週、所有する中で最も高価な部類の航空機をペルシャ湾上空で失った模様だ。
14日に発表された海軍安全司令部の報告書によると、「MQ4Cトライトン」ドローン(無人機)が9日に墜落した。作戦の安全保障上の理由から、墜落地点は非公開とされている。
レーダーでは
CNNが航空機追跡サイトの「フライトレーダー24」のデータを検索したところ、MQ4Cは9日にイタリアのシゴネラ海軍航空基地を離陸し、ペルシャ湾上空で消息を絶ったことが分かった。
同機はホルムズ海峡上空を飛行していたが、海峡上空を離れた後、高度約1万5,000メートルから約2,700メートルまで降下し、レーダーから消失したという。
飛行データでは、
トライトンは飛行中、地上のパイロットとの通信が途絶えたことを示すスコーク信号を発信。その約70分後、偵察高度の1万8200mから約1万3400メートルまで降下した際に、緊急事態を示すスコーク信号を発信したという。
その後も同じスコーク信号を発信し続け、世界時(UTC)午前10時12分に高度約2800メートルでレーダーから消えた。
飛行追跡データからは喪失の原因を特定できず、海軍はMQ4Cが墜落したという情報のみを公表している。
製造元のノースロップ・グラマン社はトライトンを「世界最高峰の無人海上情報収集・監視・偵察・標的設定機」と形容している。
ジェットエンジンを搭載し、航続距離約1万3700キロを誇るMQ4Cは、24時間以上の飛行が可能。
このドローンは海軍艦隊の中でも最も希少な機体の一つであり、ノースロップ・グラマン社によるとわずか20機しか製造されていない。
また、1機あたり約2億4千万ドル(約380億円)という極めて高価な機体。これはF35Cステルス戦闘機の2倍以上の価格に相当する。
以上、CNN報道
ステルス性は有しているが、地対空迎撃用ミサイルレーダーに探知されればスピードも遅く容易に撃墜される。(ジェット機であり、ジェット排熱を赤外線追尾で追っかける方式のミサイルで容易に撃墜できる)
イランは2019年6月、イラン領空でRQ-4 グローバルホークを撃墜している。同月先立ってイエメンフーシ派もRQ-4を撃墜している。
2012年にはボーイング社製無人偵察機「スキャンイーグル」(2サイクルエンジン/24時間飛行)がイランで捕獲され、中国へ引き渡されたとの噂。
2011年には、イランにRQ-4機の前身である「RQ-170」が無傷で捕獲され(イランは砂漠に誘導不時着させたとの主張)、中国へ送られたとの噂、その後、中国でそっくりさんの無人偵察機が生産され活動している。
中国の無偵−7= WZ-7 (翔龍)は、米グローバルホークのそっくりさんだが、偵察機器による偵察のほか、ミサイル誘導システムも搭載している。
「MQ4Cトライトン」はイランに撃墜された可能性も否定できない。
スクロール→
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諸元等 |
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MQ-4C トライトン |
無人機RQ-4 グローバルホークの海軍向け仕様機の呼称 |
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用途 |
洋上監視 |
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製造 |
ノースロップ・グラマン社 |
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運用開始 |
2018年 |
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全長 |
14.5m |
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全幅 |
39.9m |
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全高 |
4.6m |
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最大離陸重量 |
14630㎏ |
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エンジン |
ロールス・ロイス AE 3007H ターボファンエンジン(28.89–39.66 kN)×1 |
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最大速度 |
575㎞/時速 |
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航続時間 |
24時間 |
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運用高度 |
18,288m |
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偵察機器類 |
合成開口レーダー(SAR)、 |
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SARストリップMで1m、SARスポットMで30.5cmの解像度 |
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地上移動目標識別(GMTI)モード |
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電子光学/赤外線(EO/IR)センサー |
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EO/IRセンサーは、1m分解能で約4万㎢ |
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30センチ分解能で最大1,900スポット画像能力 |
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↓無人海上情報収集・監視・偵察・標的設定機「MQ4Cトライトン」






