アイコン 2百ドルの中国製ドローンを340万ドルのパトリオットデで撃墜


ロシアがウクライナで中国製ドローンを使用と大きく報道されていたが、このドローンは世界中でいくらでも販売されている市販品だった。

米陸軍訓練教義コマンドのパーキンス司令官は3月18日までに、米国の同盟国が地対空ミサイル「パトリオット」を使って市販の小型ドローン(無人機)を撃墜したことを明らかにした。

ドローンが約200ドル(約2万2000円)なのに対し、パトリオットは約340万ドル(約3億8000万円)。米軍の研究会合で行った講演の中で明かした。
同盟国の名前や撃墜の場所については明らかにしなかった。
パーキンス司令官は「米ネット通販大手アマゾンのサイトで200ドルのドローンがパトリオットに対抗できる可能性はなかった」と指摘した。
ドローンの破壊には成功したものの、経済的に妥当な方法ではなかったとジョークを飛ばした。
パトリオットの製造コストは340万ドル。スポーツ用多目的車(SUV)並みの大きさで、音速の5倍の速度で飛行できる。

 

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そのうえで、「もし、自分が敵であれば、米ネット競売大手イーベイでこうした300ドルのドローンを買えるだけ買う。配備されているパトリオット・ミサイルをすべて使い果たさせることができるからだ」とも皮肉った。
これに対して同機の製造元「DJI(大疆創新)」は、ドローンが自社のものであることを確認して「我々は(戦争での)使用を許可していない。戦争で使われることを防止するために最善を尽くしている」と明らかにしながら、現行、ロシアでもウクライナでも手に入れることができるとしているとしている。
以上、

CNNが3月16日の別途報道では、ウクライナ東部スロヴィヤンスクで中国Xiamen Mugin Tech. Ltd.製の商業用無人航空機(UAV)「Mugin-5」が見つかった。
ウクライナ保安庁(SBU)は今月10日から2日間、同国に向かって無人航空機が飛んできたが、この機体はAK-47小銃で撃墜できるほど非常に低い高度で飛行していたと明らかにした。
また、この航空機には約44ポンド(20キロ)ほどの爆弾が装着されていたとしている。
翼型商用監視用ドローン(UAV)「Mugin-5」(価格は5万ドルで市販品)、ただし、カメラも積んでいなかったようだ。センサー付きのカメラを装着すれば1.8万ドルほど高くなる。爆弾搭載用にロシアで改造していたようだ。
 パトリオットで撃墜された場合、木っ端微塵、「Mugin-5」は小銃のAK-47で撃ち落とされたのだろう。

↓「Mugin-5」
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[ 2023年3月20日 ]

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