アイコン 韓国の日本離れ加速か、どうなるGSOMIA=軍事機密情報協定

 

 

韓国の康京和外交部長官は8日、東京で開催された日米韓外相会談後、米韓合同軍事演習を中止したことについて言及し、「(8月の乙支(ウルチ) フリーダムガーディアン」の軍事)演習の中止は、北が迅速に非核化を進めるようにするためのもの」とした上で、「米韓軍事同盟に変化があったわけではなく、3ヶ国は今後も連携していくことにした」と説明した。

日本に来ての発言であり「リップサービス」、米韓はともかく、日韓の連携はすでに形骸化しているのが実情ではないのだろうか。
2017年10月31日、韓国文政権は中国に対して「3不の誓い」を、韓中会議で表明した。
転機の「3不の誓い」
1、米国のミサイル防衛システムに加わらない。
2、THAAD追加配備は検討しない。
3、日米韓軍事同盟に発展しない。
(韓国文政権は中国側に唐突もなくこうした表明を何故したのか。(1)THAAD制裁解除もしくは大幅緩和、(2)12月の文大統領の「国賓」訪中//(1)中国側はほとんど解除せず切れ札として温存、(2)「国賓訪中」は叶ったが、首脳会談以外ほとんど相手にされず、中国警備員が韓国記者に対した暴行事件まで発生)

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2017年11月11日、米軍が求めた米空母3隻による日本海での米日韓合同軍事演習を韓国が拒否、結果、米韓軍事合同演習実施後、日米軍事合同演習が行われた。

2018年5月19日、米軍はB52を投入しての米日韓空軍合同演習を、日本が参加することから拒否した。日米での空軍合同演習に切り替えられた。韓国は表面的には戦略爆撃での演習であり、北朝鮮側を刺激したくないとの考えから参加を拒否。

<試金石>
目先の試金石となるのが日韓秘密軍事情報保護協(GSOMIA)の更新だろうか。
当協定は2016年11月に締結した1年ごとの更新契約。今年10月までには事前協議で更新するかどうか決定する。
当協定により、日本側は、朝鮮総連関係から取得した情報や、スパイ衛星情報を韓国側に提供している。
韓国側からは、脱北者からの情報や北朝鮮から諜報・傍受した情報を日本側に提供している。

<米軍撤退論>
北朝鮮は7月6日、「米軍が撤退するのは、南朝鮮の民心の願いだ」と報じた。7割を越す支持率の文政権を支えるロウソク民心願いとしている・・・多分そうだろう。
6月13日、米軍最高司令官のトランプは、「(韓国駐留米軍は)とてつもなく高額で、大部分を米国が負担しており、3万2000人の在韓米軍をいずれ帰国させたい」と撤退まで言及している。

韓国文政権は、親北朝鮮派を北朝鮮との交渉に当たらせている。
康外相は、慰安婦問題以外、外交無知で国賓訪中の大失態後、青瓦台中枢からも相手されておらず、北朝鮮との交渉は完全に蚊帳の外に置かれている。

文政権は、北朝鮮問題では北朝鮮に譲歩し続け、慰安婦問題ではいつでも蒸し返しできる態勢をとり、竹島問題に至っては北朝鮮と共同歩調を取る動きが鮮明化している。

ただ、国連制裁は米側が緩和しない限り、韓国も制約を受けることから、米トランプにはゴマ摺り棒を提供し続けるものと見られる。
中国は、国連制裁に触れない北朝鮮観光旅行を大挙復活させており、旅行者たちに大枚を握らせているものと見られる。
中国は、北朝鮮を開発目的に大借金漬けにし、さらに韓国を北朝鮮経由でも再び属国化を図っていくものと見られる。
それに対して、日本がもしも賠償金や有償で北朝鮮に資金負担をしても、ムダ金・死に銭になってしまおう。

それもこれも、北朝鮮が元山の不動産屋の駆け引きもなく、非核化を本気で進めるかどうかにかかっている。

今の日本には少子化で日本を滅亡させる者はいても、神功皇后を超える者はいない。

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[ 2018年7月 9日 ]

 

 

 

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