アイコン 3.7億円着服 「きらぼし銀行」石神井支店の行員 誕生したばかりの3行合併銀行

 

 

八千代銀行・東京都民銀行・新銀行東京が今年5月合併して誕生した地方銀行「きらぼし銀行」の石神井支店に勤務していた36歳の男性行員が定期預金の証書を偽造して顧客から預かった約3億7500万円を着服した疑いがあるとして、7月8日付で懲戒解雇の処分としたことを明らかにした。

きらぼし銀行は、母体は(元)八千代銀行、1999年に破綻の国民銀行を吸収合併、2014年に東京都民銀行と経営統合、2018年5月、に「東京都民銀行」と石原慎太郎が都知事時代に設立した「新銀行東京」の3行が合併して「きらぼし銀行」となった銀行。

この元行員は、一昨年5月から、今年5月までの間に、法人2社と4人の個人から、定期預金に預けるためとして合わせて約3億7500万円を受け取り、着服した疑いがあるという。

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今月2日、顧客の1人から定期預金を解約したいという申し出があり、確認したが、口座が存在せず、着服の可能性がわかったとしている。

顧客は、元行員から定期預金の証書を受け取っていたが、調べたところ、証書は偽造されたものだったという。
銀行は経緯を確認しようとしたが、元行員は休みに入ったまま連絡が取れなくなり、8日付けで懲戒解雇とした。

きらぼし銀行は「今回の件を厳粛に受け止め、このような不祥事が二度と起きることのないよう、内部管理態勢の一層の充実、強化に取り組んでまいります」としている。

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[ 2018年7月10日 ]

 

 

 

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