アイコン 韓国外相 安保理で北朝鮮制裁例外を具申 終戦宣言が欲しい韓国

 

 

北朝鮮は23日、「米国が終戦宣言を拒否し始めた」として、米国を批判した。返す刀で、韓国政府は米国に終戦宣言受け入れるよう説得すべきだと促した。
北朝鮮は7月27日に朝鮮戦争の休戦協定締結65周年を迎える。
論説は、韓国政府は南北首脳会談の板門店宣言の条項を履行する義務があると指摘。「決して、終戦宣言問題を傍観していてはならない」と強調した。

韓国外交部(省)の康京和長官が20日、国連安全保障理事会のブリーフィングで、「南北間には、対北朝鮮制裁の例外が必要だ」と言及した。
例外も緩和も結果は一緒だ。
韓国の政府当局者はその直後、ニューヨーク特派員との懇談会で、「(制裁)例外が必要な面がある。北朝鮮との対話・協力を引き出すのに、制裁の枠組みの中で例外を認めてほしいということだ」と述べ、言及を認めた。

また、中国とロシアが同日の安保理で対北朝鮮制裁の一部解除を要求していたことも分かった。
国連加盟諸国は、韓国が中・露と共に対北朝鮮制裁から離脱しようとしているサインだと受け止めている。

鄭義溶国家安保室長(閣僚級)が2日間、米ワシントンを訪れたのもこれと関連していた可能性がある。
政府は、北朝鮮産石炭の国内搬入を知りながらも処罰せず、国連制裁を破った船の入港・通過をその後も許可している。

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米国務省は19日、「国連制裁に違反して、北朝鮮政権を支援し続ける国家に対して、米国は独自の行動を取るだろう」と語った。
これは中・露だけでなく、石炭密輸入で態度を軟化させている韓国政府もけん制したものと見られている。

北朝鮮は、6月12日の米朝首脳会談後、非核化措置を何も取っていない。
米韓は合同軍事演習まで中止したのに、北朝鮮は既に必要なくなった核実験場の入り口を爆破する「ショー」を見せただけで、時間稼ぎをしている。

非核化実務協議のためのワーキング・グループを作ろうという米国との基本的合意さえ守っていない。
米紙ワシントン・ポストは、ホワイトハウスの参謀ら6人の話として、「トランプ大統領は、非核化で北朝鮮の進展がないことに挫折感を抱き、参謀たちに腹を立てている」と報道した。
トランプ大統領は新たな北朝鮮人権法にも署名した。

苦労してつかんだ非核化のきっかけを無駄にしてはならない。それには金正恩朝鮮労働党委員長に「非核化以外の道はない」と痛感させること。
非核化の態度をまったく示さない以上、その手段は、現在のところ、対北朝鮮制裁以外にない。
以上、韓国紙参考

トランプは北朝鮮に懐疑的、ただ、中間選挙までに北から最低でも多くの遺骨返還を受けたい意向。
北朝鮮はいかなる場合もなんらか見返りを受けたい意向。
北は、何の権限もないポンペオを相手にしない、
また、北朝鮮は中間選挙後のトランプ変数の可能性にも揺れる。

北は非核化の代償に制裁緩和とゼニを要求している。
その道筋がはかれるよう、北と韓国はグルになり、朝鮮戦争米軍遺骨返還の実施と引き換えに「終戦宣言」をトランプに認めさせようとしている。
それが米朝関係の次へのステップの試金石ともなる。

北朝鮮は、終戦宣言により、中国もロシアも韓国も・米国さえも制裁緩和や援助を可能にすると見ている。タダではできぬ北の完全核廃絶、肝心の世界は、貿易戦争で大揺れしており、軍事費負担問題で、NATOさえも存続が危惧される状況に至っている。
そうしたなか、北の核廃棄に対する国際援助など話し合える状況にない。それもトランプは北に対して1円も支払わないとかつてに宣言している状況だ。

 

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[ 2018年7月23日 ]

 

 

 

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