アイコン 米半導体関連企業 株価大幅下落 半導体価格下落

 

 

6日の米市場では半導体株が下落した。複数のアナリストが米マイクロンやメモリー市場に対する懸念を指摘したことに加え、KLAテンコールが業界会合で示した見解を受けて下げが加速した。

(KLAテンコールは半導体業界向けの生産管理システムおよびプロセス監視システムメーカー・・・半導体製造装置)

半導体関連企業・・・粗利益率がピーク、DRAM価格の頭打ち、NAND供給過剰による悪化。

モルガン・スタンレーは、DRAM製品への需要低迷でメーカー在庫の余剰が生じ、価格を圧迫しており、メモリー市場は4Qにかけて悪化の見込みという市場判断を示している。

半導体製造装置のラムリサーチ、アプライド・マテリアルズが下落、

半導体製造のマイクロン、アドバンスド・マイクロ・デバイセズ(AMD)が下落

KLA株は一時▲9.7%安、マイクロン株は一時▲11.1%下落。

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当市場は、AI、IOT、ビッグデータ、ロボット、完全自動運転車向けに市場が急拡大、今後とも拡大が保証されているが、短期的には価格暴騰で各社生産を拡大させ、需給バランスが踊り場に達している。

中国製造2025の重要な位置付けとなる半導体の国産化技術、すでに32層3DNANDの製造を19年にも開始するとしており、64層の米韓先端メーカーの製造を脅かす存在となる(サムスンなどは96層の開発に成功している)。

中国の国家政策による大規模工場(種類別3工場)の生産が19年から開始される。韓国のサムスン電子も向こう3年間で18兆円投資を発表しており、その主体は半導体となる(うち国内投資は13兆円)。SKハイニックスも投資を発表している。

 

半導体市場は、過去2年間にわたり好況だったNAND型フラッシュメモリーとDRAMの価格下落している。

市場調査会社DRAMエクスチェンジによると、昨年12月に9.6ドルまで上がっていたDRAM(DDR4 8Gb 2133/2400MHz)価格は6月末に8.6ドルまで落ち、6ヶ月連続の下落。

昨年9-10月に14.3ドルだったNAND(256Gb 32x8 MLC)価格も6月末基準で13.3ドルに落ちた。

半導体企業は、常に最先端の半導体で優位性が求められ、メモリー数は限りなく増加し続けている。しかも、価格が高ければ同業の生産が拡大して需給バランスが崩れ、価格下落を繰り返してきた歴史がある。また、需要側の景気には好不調があり、世界市場ナンバー1のサムスン電子すら2015年までは苦戦、一方でスマホが利益を牽引していた。今では逆転しスマホのシェアは落ち続け、半導体の販売がSKハイニックスとともに、韓国全体の売上高と利益の核となっている。

中国政府が本腰を入れてきており、いくら巨額投資をしたところで、市場ニーズとのバランスが崩れれば価格は大幅に下落し、巨額投資の回収に時間もかかり苦労する。第4次産業革命だろうが、市場ニーズには限りがある。

すでに価格が下落局面にある中、中国純国産製が市場に出てくる19年以降の需給バランスは、・・・心配される。

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[ 2018年9月 7日 ]

 

 

 

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