アイコン 中国アリババのジャック・マー会長 来年9月55歳で退任発表

 

 

中国ネット通販最大手「アリババグループ」(阿里巴巴集団)を率いるジャック・マー会長(馬雲/9月10日で54歳)は10日、中国版ツイッターウェイボーで、1年後の来年9月に会長を退く意向を明らかにした。

マー会長はアリババグループの設立から20年の節目の年となる来年9月10日に会長を退き、後任には張勇CEOが就任するということで、今後1年間かけて準備を進める。1年後としたのは、市場の退任の衝撃を和らげるためと見られる。

ただ、マー会長は会長職を2019年9月に退いたあとも2020年の株主総会までは引き続き取締役にとどまり、経営に携わるという。

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マー会長は1999年にアリババを創業し、ネット通販事業で成功してアリババグループを時価総額4000億ドル、日本円で44兆円を超える世界的な企業に育てあげている。

マー会長は「チャイナドリーム」の第一人者、アリババ創業前には、英語教師をしていたことから、その後は、教育関係、人材育成の事業を個人的に行うと報道されている。
マー会長は中央政府との関係も良好で、教育支援なども手がけ、政財界の講演依頼なども多くを引き受けてきた。

ジャック・マー(マー・ユン、馬雲、1964年9月10日生)。
アリババ社(阿里巴巴集団)の創業者、現会長、元CEO、ソフトバンクグループ取締役。浙江省杭州市出身。杭州師範大学卒、長江商学院卒、中国本土の起業家で初めて『フォーブス』に名前が掲載された。
ジャックの由来は初恋の女性がジャックと呼んでいたことからの愛称。
成功しているのに、若くして経営の第一線から退く人、執着していつまでも経営にしがみつく人。人それぞれ。
 

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[ 2018年9月10日 ]

 

 

 

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