会長・社長の内定(九州電力株式会社)
会長・社長の内定
九州電力株式会社は、平成30年4月23日開催された取締役会において、会長・社長 の人事を下記のとおり内定したと発表した。
記
[代表取締役会長]
瓜生(うりう) 道明(みちあき)
[代表取締役 社長執行役員]
池辺(いけべ) 和弘(かずひろ)
なお、正式には、6月下旬に開催される第94回定時株主総会終了後の取締役会にて決定する予定。
左が池辺新社長右が瓜生現社長
九州電力は23日、新しい会長・社長を内定したと発表した。
新しい社長には取締役の中で最年少の池辺和弘氏(60)が昇格する人事を固めた。
社長交代は6年ぶりのことである。
現在の瓜生 道明社長は会長にそのまま就任することも内定している。
2011年の東日本大震災で全国の全ての原発が停止した。
九州電力も川内原発(鹿児島県)玄海原子力発電所(佐賀県)と全ての原発が停止に追い込まれた。その影響で九州電力は財務体質が急激に悪化していたが、その間、再生エネルギー発電に力を注ぐなど、経営体質の改善も図ってきていた。その後、再稼働に一定のメドも立ち、また、原発4基体制の道筋も付いたとして、経営体制の大幅な若返りを図る。
更に電力小売り自由化で競争が激化する中で、池辺氏は次の成長に向けて、新規事業や海外事業などを収益源に育てる力が問われる。
履 歴 書
池辺 和弘(かずひろ)出身地・大分県
学 歴
昭和56年4月 東京大学法学部卒業
職 歴
昭和56年4月 九州電力株式会社入社
昭和62年6月 同社 ワシントン大学 留学派遣
平成 5年7月 同社 鹿児島支店 人事副長
平成10年7月 同社 佐賀支店 総務課長
平成12年7月 同社 経営企画室 計画グループ 課長
平成15年6月 同社 秘書課 社長秘書
平成20年7月 同社 熊本支店 副支店長 兼 総務部長
平成22年7月 同社 人材活性化本部 労務福祉部 副部長
平成24年7月 同社 発電本部 部長(発電総括)
平成26年6月 同社 経営企画本部 部長(経営戦略)
平成28年6月 同社 執行役員 経営企画本部 副部長 兼 部長
平成29年6月 同社 取締役常務執行役員 コーポレート戦略部門長
所有株式数 4,900株
因みに瓜生 道明現社長の所有株式数は現在のところ25,800となっている。