8月の企業物価20ヶ月連続で上昇 前年比3.0%上昇
日銀が13日に発表した8月の企業物価指数(速報)によると、国内企業物価指数(2015年=100.0)は前年比3.0%の上昇となった。
プラスは20ヶ月連続。
米中貿易摩擦の余波を受け、非鉄金属の価格が下がった。前月比では横ばいだった。
前年比で指数を押し上げたのは、「石油・石炭製品」で25.3%の上昇。ドバイ原油価格の上昇が一服し、前月確報(26.2%上昇)からは伸び率が縮小した。
「非鉄金属」は、前年比0.6%の上昇と、小幅な伸びにとどまった。
米中貿易摩擦の長期化で、中国経済への減速懸念がくすぶる中、銅やアルミの価格が下落した。
以上、
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原油価格が高すぎるとして文句を言うトランプだったが、自らはイラン制裁などやりたい放題で原油価格を高騰させた張本人。票に影響する国民向けの単なるパフォーマンスだけだったようだ。
結局、米国の原油やLNGの生産会社はボロ儲かりしており、石油関連のコーク兄弟もニンマリで、傘下の共和党議員集団を使ったトランプへの造反はすっかりなくなっている。国内だけではなく、中東でも多くの米メジャーが生産している。
米国の原油掘削リグ稼動数
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稼動数
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前月比
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2017年12月
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747
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0
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2018年1月
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759
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12
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2018年2月
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799
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40
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2018年3月
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798
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-1
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2018年4月
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825
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27
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2018年5月
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859
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34
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2018年6月
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858
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-1
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2018年7月
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861
|
3
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2018年8月
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860
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-1
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2018年9月15日
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860
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0
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<原油価格2年チャート(WTI)>
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[ 2018年9月13日 ]