アイコン 世界競争力ランキング 日本5位/世界経済フォーラム

 

 

スイス・ダボス会議で知られる「世界経済フォーラム」は17日、140ヶ国・地域の競争力を順位付けした2018年版の報告書を発表した。
日本は昨年から順位を4つ上げ5位となった。
首位は米国(前年2位)。2位はシンガポール(同3位)で、3位ドイツ(同5位)、4位スイス(同1位)と続いた。東アジアでは、香港が7位、韓国15位、マレーシア25位、中国28位。

世界的な貿易摩擦が懸念される中、今年の報告書では競争力の定義を見直し、市場の開放性を重視するなど評価方法を変えた。
その結果、順位も変動、昨年まで9年連続で1位だったスイスは4位に落ちた。

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日本は、健康寿命の長さなど健康分野で1位となり、特許申請の多さや研究開発投資も高得点を獲得し、技術革新でも高い評価を受けた。デジタル技術分野は3位だった。

一方、社会資本は95位、企業統治は90位と低評価、起業にかかる費用や期間について評価が低かったほか、デジタル技術者の数や高度技能労働者の雇いやすさ、女性の労働参加などについては課題を残した。

2018年ダボスランキング
http://www3.weforum.org/docs/

 

世界経済フォーラムランキング
The Global Competitiveness Index 4.0 2018 Rankings
 
ランキング
スコア
前回から
スコア±
1
アメリカ
85.6
 
0.8
2
シンガポール
83.5
 
0.5
3
ドイツ
82.8
 
0.2
4
スイス
82.6
 
0.2
5
日本
82.5
3
0.9
6
オランダ
82.4
-1
0.2
7
香港
82.3
 
0.3
8
イギリス
82.0
-2
-0.1
9
スウェーデン
81.7
 
0.1
10
デンマーク
80.6
1
0.7
11
フィンランド
80.3
1
0.5
12
カナダ
79.9
-2
-0.1
13
台湾
79.3
 
0.1
14
オーストラリア
78.9
1
0.7
15
韓国
78.8
2
0.8
16
ノルウェー
78.2
-2
-0.8
17
フランス
78.0
1
0.6
18
ニュージーランド
77.5
-2
-0.6
19
ルクセンブルグ
76.6
3
0.6
20
イスラエル
76.6
 
0.4
21
ベルギー
76.6
-2
 
22
オーストリア
76.3
-1
0.2
23
アイルランド
75.7
 
-0.3
24
アイスランド
74.5
 
-0.1
25
マレーシア
74.4
1
1.1
26
スペイン
74.2
-1
0.4
27
UAE
73.4
 
1.1
28
中国
72.6
 
0.9
29
チェコ
71.2
 
0.3
30
カタール
71.0
2
0.6
31
イタリア
70.8
 
0.3

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[ 2018年10月17日 ]

 

 

 

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