アイコン 待ち焦がれる韓国の恋人「金正恩氏」音沙汰なし

 

 

青瓦台(韓国大統領府)とロウソク民心隊の方々が待ち焦がれる「金正恩」氏。文大統領の平壌訪朝、韓国側は経済開発計画や軍事合意も進捗させ、後は「金正恩」氏の年内の漢城(ソウル)返礼訪問がいつになるか、保守系メディアから文大統領の情報誌ハンギョレ新聞まで歓迎一色に書きたてている。

ただ、今般の最初の南北首脳会談である4.27板門店で約束した「年内・終戦宣言」合意が履行されておらず、北朝鮮もシアンクレーレ状態と見られる。
文在寅大統領が一番待ち焦がれており、「いつでもいらっしゃ~い」とその準備は万端に整えている。13日説、17日説がこれまで報じられている。

訪朝では、金正温氏が白頭血統を象徴する白頭山に案内しており、文氏は金氏をわざわざ済州島の漢拏山へ案内する予定だとされている。それも金氏がこれまで搭乗していないヘリコプターか飛行機か一日中悩んでいるという。

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ただ、1月か2月には2回目の米朝首脳会談が控えており、この会談で核廃棄の実質合意ができない場合、トランプ大統領は糞詰まりになる。トランプ氏としては、ここで「(交換条件として)終戦宣言」を持ち出す可能性もあり、金正恩が乗るか反るか一大事。
文氏としては、「終戦宣言」=「制裁緩和」と位置づけており、また青瓦台は現在でも緩和一色、国連制裁・米制裁を無視して、南北は一国2制度・内政問題として進める可能性すらある。

北朝鮮に対する米韓は、文大統領の駆け引きが先行しており、米国は後手後手。「終戦宣言」では、核廃絶プロセスの第一弾となる北朝鮮側からの「全核施設リスト」が提出されないまま韓国はコトを進める可能性が高い。

文大統領としても、経済失策(文本人は回復基調の判断変えず)で50%を割った支持率を再度大きく押し上げるためには、「金正恩」韓国訪問に大いなる期待。
訪問したとして、9月19日の訪問のように支持率が急回復するかどうかは、厳しい冬と2月4日の旧正月を迎える、韓国の低所得者層や中小零細業者、就職できないロウソク民心の若者たちにかかっている。
(リアルメーターによる大統領支持率:就任時の昨年5月85.1%/今年9月第2週53.1%、9月19日訪朝、9月第4週65.3%/12月第1週48.4%)

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[ 2018年12月10日 ]

 

 

 

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