アイコン トヨタ ミャンマーに工場進出 スズキ50%市場

 

 

トヨタが、ミャンマーに完成車工場を建設する方針を固めた。最大都市ヤンゴン郊外のティラワ経済特区に、輸入した主要部品を使って現地で組み立てる「ノックダウン方式」の工場を年内にも着工する。現地の自動車市場拡大に対応する。
 投資額は数十億円規模で、ピックアップトラックを生産するとみられる。近く正式発表する。
トヨタの東南アジアの生産拠点はタイやベトナムなどに続き6ヶ国目。
 ミャンマーの2018年の新車販売は約1万7千台と、前年比で倍増した。ミャンマーは韓国と同程度の約5千万人の人口を抱え、年率6~7%の高い経済成長を続けており、市場として有望視されている。隣国のタイは人口68百万人で104万台昨年は販売されている。
 
ミャンマーでは日本からの中古車が人気だったが、輸入規制が厳しくなり消費者の新車シフトが進んでいる。
以上、

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スズキは20年前の1998年に進出しており、市場シェアは50%を超え、このほどティラワ経済特区に第2工場を建設している。(インドも同じように一番古い)

スズキの車両は輸入車より2割安く販売されている。経済特区では日本などの支援でインフラ整備も進み、労賃が安価なことから進出企業も多く、経済成長から、自動車の販売台数が今後、大幅に上昇すると見られている。

現地は右側通行、右ハンドルの日本からの中古車が自動車市場の9割を占めていたが、右ハンドル車の事故も多く中古車輸入を規制強化、輸入車にも高い関税をかけ、国内生産車の優遇措置をとっている。

タボハゼの現代も進出し今年2月から生産を開始している。同国でのトヨタ車の販売はインドネシア産車を販売していたが、輸入関税にさらされている。
 

 
[ 2019年5月27日 ]

 

 

 

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