アイコン マレーシア 日本へ偽の資源ゴミ強制送還と 汚いプラスチック廃材混入

 

 

日本・韓国・カナダ・アメリカ・中国などが東南アジアへ違法なゴミを資源ゴミとして輸出、フィリピンドゥテルテ大統領は、カナダ政府に対して「ゴミ戦争」を布告し、駐カナダ大使を召還するなど、世界で問題となっている。
さらにフィリピン政府は、韓国政府に対して野積みされた5100トンの偽資源ゴミを早く韓国へ持ち帰れと勧告している。そのまま放置すれば、フィリピンから韓国は宣戦布告される可能性が高い。
最近では中国が資源ゴミの輸入を全面禁止にしたことにより、さらに深刻となっている。
日本政府は、ナイロンやプラスチックゴミ混入の偽資源ゴミを輸出した業者や船会社に対して、営業権剥奪など厳正な処分が必要ではないだろうか。豊島の教訓がいまだ生かされていない。

<マレーシアでは>まだ日本はこんなことしている
日本などからマレーシアに違法に持ち込まれた450トンのプラスチックごみを輸出元の国に強制的に送り返すとマレーシア政府が発表した。今後、違法なごみの持ち込みを厳しく取り締まることにしている。
マレーシア政府によると、プラスチックごみは日本やアメリカ、中国などから持ち込まれていた。
リサイクル可能な資源として輸入されていたが、実際には汚れてリサイクルできない家庭ゴミや電子廃棄物だった。
マレーシア政府はいずれも違法な持ち込みで、輸出元の国に強制的に送り返すよう受け入れた業者に通達を出し、輸送費用も負担させるという。

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このほかにも2550トンのプラスチックごみの調査を進め、違法な持ち込みと確認されしだい送り返すとしている。
中国が一昨年、プラスチックごみの輸入を原則禁止してからマレーシアへの持ち込みが急増し、政府はリサイクルできるものだけを受け入れるよう規制を強化した。
しかし表示を偽った違法な輸入や不法な投棄があとを絶たず大きな問題となっていた。
ヨー・ビーイン環境相は「マレーシアが先進国のゴミの集積場となってはならない」と話し、違法なごみの持ち込みは厳しく取り締まることにしている。

<よからぬ船会社は海上投棄か>
大量のプラスチックゴミが流れ着いていたのは、オーストラリアから北西に2000キロ余り離れたインド洋にあるココス諸島。
タスマニア大学などの研究チームは、一昨年、ほとんど人が住んでいないココス諸島の27の島々のうち、面積が大きい7つの島の砂浜で漂着しているゴみの状況を調査した。
その結果、見つかったゴミは、約96キロ、個数にして2万3000個を超え、諸島全体では流れ着いたゴミの量は238トンに達すると推定している。
見つかったゴミの95%はプラスチックで、このうちの約60%は、大きさが5ミリ以下の微小なプラスチック、マイクロプラスチックだった。
また、砂浜の地下の深さ10センチまでに、地表の26倍の数のゴミが埋まっているとしている。
研究チームは、世界のほかの島々でも同じように漂着し、環境や生態系に影響を及ぼしているとして、プラスチックゴミの海への投棄を防ぐ取り組みを急ぐ必要があると訴えている。
以上、

<身近でも>
博多湾には3本の川が流れ込んでいるが、毎年漁業者たちが自主的に海底のゴミを回収している。プラスチックゴミ、縄紐類、自転車・タイヤなど毎年何トンにもなるという。海底に潜って生息する魚や卵を産む魚にとって致命的。
家の周りの側溝にもコンビニ弁当の容器やプラホトル・ナイロン袋ゴミが捨てられている。今の時代に至っても車で通りながら直接道路に捨てるバカ者もいる。

<日本海はヤバイ>
2000年代・日本海への廃棄物海上投棄の韓国(現在は不明だが・・・)
2007年の韓国の海上廃棄物投棄量は745万トン、
重金属1991年~2006年累計で10万3千トン

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中国は、韓国産「味付海苔」が大腸菌の検出量超過から輸入を禁止している。以前はキムチも大腸菌基準量超過で輸入禁止にしていたが、朴前大統領が習国家主席に直接輸入を解禁するように懇願し、基準内大腸菌キムチの輸入を再開している。中国からは朝鮮族の安価なキムチが韓国へ大量に輸入されている。

日本政府は韓国の食品に対して何も対応せず、入管当局が抜き打ち検査で問題が発覚した水産物に対して廃棄処分している程度。抜き打ち検査外の問題食材が大量に輸入されていることを意味している。

韓国の海苔養殖場では、海苔特有の病気の発生を防ぐため、大量の塩酸系薬剤を散布している。問題は、その薬剤が入った青い20ℓポリタンクの使用済みタンクを海上投棄していることにある。玄界灘から西日本一帯の日本海側に大量に漂着している。
ポリタンクには蓋があり中には薬剤が残っている分もあり、危険そのものだ。また、蓋をせず投棄したポリタンクは大量に日本海の海底を埋め尽くしているものと見られる。

今年は有明海の海苔が不作、大量に中国や韓国から海苔が輸入されている。
日本海を汚したくなかったら、相手国に公式に文句を言うか、海苔の輸入を禁止にすべきだろうが、美しい国の日本政府はそんなことにいちいち関与しない。特に形骸化した環境省は税金の無駄使いの宝庫の省でもある。

<日本の入管検査で引っかかった韓国産品>
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[ 2019年5月29日 ]

 

 

 

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