アイコン 5月の米自動車販売 今年初めてプラスに

 

 

IT技術の最先端国の米国のゼネラル・モーターズ(GM)、フォードは四半期ごとの発表に変更し、月間販売数を公表していないため、5月全体の販売動向は不明であるが、ほかの販売大手はほとんどがプラスとなり、5月は全体でもプラスになったと見られている。GMとフォードはPOSシステムを導入していないものと見られる。
なお、1~4月までの累計では前年比▲2.3%減の5,338,338台となっている。

5月の米自動車販売は、トヨタや日産、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)などの大手が主導し、今年初めて前年同月比でプラスとなった。堅調な経済動向や消費者心理、金利の安定化、低水準の失業率などが需要押し上げに寄与している。

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トヨタの国内販売台数は3.2%増。人気セダン「カムリ」が好調だった。

FCAは2.1%増。主力のピックアップトラック「ラム」が33%増加した。
日産は0.1%増。スポーツ多目的車(SUV)とトラックに底堅い需要がみられた。
一方、ホンダは▲4.9%減。セダン車の販売減が響いた。
現代自は2%増。SUVが好調だった。

自動車業界コンサルタントのJDパワーとLMCオートモーティブによると、2019年の米自動車販売台数は前年比▲2.5%減の約1690万台の見通し。

 

 
[ 2019年6月 4日 ]

 

 

 

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