アイコン 三菱マテリアル不製品納入問題、新たに子会社3社で発覚 アルミ・ダイヤメット・立花金属

 

 

検査データの不正な改ざんが発覚した大手金属メーカーの三菱マテリアルは、グループ内の3社で新たな不正が見つかり、顧客と取り決めた品質の基準を満たしたように検査データを改ざんして製品を出荷していたと発表した。

不正を行っていたのは、三菱マテリアルの子会社の
1、三菱アルミニウム、不製品納入先115社 すでにJIS認証も取り消されている

2、自動車部品を製造するダイヤメット、不製品納入先73社

3、孫会社で金属加工を行う立花金属工業、不製品納入先307社
の3社。
3社はそれぞれ、事前に顧客と取り決めた寸法や強度などの基準を満たしているように検査データを改ざんするなどして製品を出荷していたという。
不正があった製品の出荷先とともに安全性の確認を進めている。
以上、

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三菱自動車は燃費不正の前に、開発が遅れ、それを報告しなかったとして担当部長2人を諭旨退職処分(首)にしたと発表していた。開発現場の力量がなければ、開発が遅れるのは当然のこと。報告遅れで首とは・・・。現場が動揺し、進むものも進まず、挙句、要領よく開発していた部門は燃費不正で、結果、会社ごと身売りすることになってしまった。

三菱重工・三菱航空機も遅れに遅れ、それをひた隠し、挙句、納期延期続き、あまりの遅延に予約キャンセルまで出ている。

三菱重工・造船部も客船で巨額赤字を出す前に、商船三井の大型コンテナ新造船MOL号をインド洋で真っ二つ折れ沈没事件を発生させていた。

三菱重工のロケットは優秀だが、多くの大手企業のほかJAXAが技術支援し、JAXAがいつもの国の潤沢な金で発注し、唯一今でも成功している分野だろう。

つまり、巡視船、戦艦、潜水艦、ロケットなど建造資金に糸目をつけない国が発注する事業は成功(当然のこと)し、民需部分はことごとく問題を発生させていることになる。

そして、三菱マテリアルに至っても・・・不正品・取り決め品をデータ改ざんして納品していたことが発覚、次から次に問題を噴出させ、不正の蛇口が閉まらないままになっている。

ブランドの権威に押し潰されたサラリーマン社長の経営失格事例でもある。小泉が導入した聖域なき削減の企業バァージョンで、肝心の開発および技術部隊を大きく減員し、開発・設計・製造分野の力が大きくそがれたことにいずれも起因しているといえる。
三菱の製造会社グループは、技術力の底上げをしなければ、利益捻出のために三菱自動車のようにまた同じようなことを繰り返すことになる。
1度あることは2度あり3度ある。
 

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[ 2018年2月 8日 ]

 

 

 

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