アイコン 韓国トンネルで30台の多重衝突事故、硝酸タンクローリー横転炎上

 

 

韓国の対馬よりの順天―完州高速道路のトンネル内で17日正午過ぎに硝酸を積んだタンクローリーなど約30台が絡む多重事故が起きた。
タンクローリーが燃えてトンネル内に有毒ガスが充満しており、救助・消火活動が続いている。
消防・警察当局によると17日午後8時現在、死者3人、負傷者43人となっている。

事故当時、現場周辺は大雪に見舞われており、消防当局は凍結した路面でスリップした車両が相次ぎ衝突したとみている。
トンネル入口付近で車両数台が接触事故で止まっていたところにタンクローリーが衝突して横転。そこに後続車が相次いで衝突し、火災が発生したもよう。

トンネル内には現在、車両7台が残っており、人命被害がさらに増える可能性もある。

環境当局の関係者は「トンネル内の硝酸漏れは深刻ではないとみられる」と説明している。

硝酸は、ニトロ化合物、セルロイド工業、火薬、爆薬、染料、香料、冶金、 人絹、硝酸塩製造、硫酸、電気メッキ、金属溶解用、写真製版医薬品、肥料、 TDI、アジピン酸などの原料となる。
熱せれば有毒ガスが発生し危険。

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[ 2020年2月18日 ]

 

 

 


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