アイコン 追報:(株)Crowd Lease、(株)Crowd Capital(東京)/破産手続き開始決定 負債112億円


既報。高金利クラウドリース会社の(株)Crowd Lease(所在地:東京都港区東新橋2-9-7 代表:武谷勝法)と関連の(株)Crowd Capital(同所 代表:丸一靖司)、(株)Crowd Fund(同所)は4月1日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には福田大助弁護士が選任されている。

負債総額は3社合計で約112億円。

財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年10月5日午後2時。

同社は平成27年11月設立のソーシャルレンディング大手のmaneoマーケット(株)(千代田区)のプラットホームを活用した、「Crowd Lease(クラウドリース)」を手がける業者。

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高金利を謳い顧客を獲得し、平成29年9月期には3億円以上の売上高を計上していた。

しかし、金融庁は平成30年7月、maneoマーケットのプラットホームを活用した事業者の事業について、maneoマーケットがファンドの最終募集管理をしているとして、ファンドの取得勧誘に関する表示やファンド管理の問題により、業務改善命令を出した。

そのため、Crowd Leaseのファンドの管理も厳格化されたことで、一部ファンドの借り換えが困難となるなど、借り手の返済延滞が多発。

同社は平成31年になりファンドの募集も困難な状況に陥り、動向が注目されていたが、1月7日、ファンド家主のmaneoマーケットから債権者として破産を申し立てられ、東京地方裁判所において保全命令、翌3月17日に同地裁にて自己破産を申請の事態となっていた。

 

既報記事
(株)Crowd Lease(東京)/破産・保全命令 maneoマーケットの事業者

 

[ 2020年4月 2日 ]
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