(株)萬松(東京)/破産手続き開始決定 埼玉寄居町・大分中津市 負債21億円 新型コロナ関連倒産
自動車用プラスチック成形品製造や塗料設備販売の(株)萬松(所在地:東京都新宿区高田馬場3-8-5 代表:松下博)は4月28日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債額は約21億円。
資本金は1000万円、従業員は133名。
同社は昭和33年創業の自動車メーカー向けプラスチック製品加工や塗料設備の販売会社。自動車用の小物入れ、カップホルダー、カードキー、エアバッグなどの内外装品を取り扱い、塗料や塗装設備の販売も手がけ、以前は50億円以上の売上高を計上していた。しかし、自動車メーカーの販売不振や海外生産の増加により、同社の売上高は平成31年4月期には28億円台まで減少、さらに今年は新コロナ感染拡大を受け、自動車メーカーの操業停止などの影響を受け、売上高が急減し、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。
破産管財人には南賢一弁護士(電話番号:03-6250-6200)が選任されている。
社名 |
株式会社萬松(MANSHO CO., LTD) |
所在地 |
東京都新宿区高田馬場3丁目8番5号 |
代表者 |
松下 博 |
設立 |
昭和33年3月15日 |
資本金 |
10,000千円 |
拠点 |
営業所 3ヵ所(東京、埼玉、大分) |
事業所 2ヵ所(埼玉、大分) |
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海外拠点 2ヵ所(フィリピン、メキシコ) |
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従業員数 |
146名 |
(本社:26名 埼玉事業所:86名 九州事業所:34名)平成23年4月現在 |
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事業内容 |
■工業用資材の販売 |
塗料、コーティング材、樹脂材、フィルム、薬剤、機能性材料、消耗品等 |
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■各設備、機器、治具類の販売 |
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塗装設備、自動機、印刷機、成形機、各種治具等 |
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■成形、塗装、印刷、レーザー、組立の請負 |
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樹脂成型及び塗装、印刷、レーザー、組立作業 |
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の請負(一部協力メーカーにて) |