(株)奥飛騨薬師のゆ本陣(岐阜)/自己破産へ 新型コロナ関連倒産
(株)奥飛騨薬師のゆ本陣(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根208-48、代表:石田将之)は3月30日事業停止、事後処理を大場寿人弁護士(電話03-3500-2922)に一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約2億円。
同社は、経営者が変わり平成27年12月設立の奥飛騨温泉郷新平湯温泉の中でも最も古い温泉旅館「飛騨薬師のゆ本陣」の経営会社。令和元年8月期には3億円以上の売上高を計上していた。近時はインバウンド客を集客するため、接客的な営業活動も行っていたが、新コロナウイルスによりキャンセルが相次ぎ、資金繰りを急激に悪化させ、今回の事態に至った。
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追、インバウド客は日本の深いところに足を伸ばし、ゆっくりくつろぐ客に変化してきていたが、新コロナがすべてダメにした。早期のワクチン開発が待たれる。
由緒ある温泉旅館であり、どこか再起させてもらいたいものだ。
↓建物入り口は数百年前の庄屋を50年前に移築したもの。
[ 2020年4月 1日 ]
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