アイコン 追報:老舗豆腐製造の(株)川崎屋(広島)/破産手続き開始決定


既報。豆腐製造の(株)川崎屋(所在地:広島県庄原市東城町川西***)は、4月9日に広島地裁三次支部より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には、前田剛志弁護士が選任されている。

負債額は約9億円。

資本金は1000万円、従業員は62名。

破産債権の届出期間は令和2年5月11日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年7月9日午前10時。事件番号は令和2年(フ)第15号。

 

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同社は昭和23年創業の豆腐メーカー。

国産大豆を使用した「おぼろ豆腐」「もめん豆腐」を主体に、油揚げや厚揚げなども製造し、以前は14億円以上の売上高を計上していた。しかし、豆腐価格は一時のブームも過ぎ去り、共稼ぎ世帯の増加で需要も価格も低迷、同業者間の競争激化、スーパーのバーゲン商品になりやすく、同社の平成31年3月期の売上高は10億円台まで減少、自動製造ラインなど設備投資の負担も大きく、材料費や人件費等も上昇して赤字経営が続き、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

 

既報記事
追報:老舗豆腐製造の(株)川崎屋(広島)/事業停止 経営破綻

[ 2020年4月14日 ]
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