アイコン ゲットプラザの(株)愛染観光(徳島)/自己破産へ 徳島初の新型コロナ関連倒産


パチンコホール経営の(株)愛染観光(所在地:徳島県徳島市福島2*** 登記簿上所在地:徳島県板野郡藍住町東中富字長江傍示***)は5月11日、同日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。担当弁護士には、兼光弘幸弁護士(電話番号:087-811-0177)ほかが任命されている。

負債総額は約7億円。

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資本金は300万円、従業員は20名。

同社は昭和58年7月設立のパチンコ店。以前は60億円近い売上高を計上していたが、パチンコ規制強化が続き、また、ライバル店などの進出もあり、平成31年3月期には18億円台まで売上高が低下、旧店舗跡地の有効活用などしてやりくりしてきたが、新コロナにより売上高が急減、先行き見通しも立たず、今回の事態に至った。

追、パチンコ店は、従業員経費、元利金の支払い、光熱費などの支払い、台のリース料などもあり、月々の費用は思ったより大きく、休業していろいろ補助金を取得したとしても極一部にしかならず、その受領も何時になるかわからず、全国では窮地に陥っている店舗も多い。
政府としては、IRでパチンコ店を潰したいだろうが、腐れても20兆円産業、簡単には衰退しない。一方、新コロナにより米カジノ業者が日本進出を断念する動きが多くなっている。大阪の夢洲は大丈夫だろうか。
パチンコは庶民から巻き上げ、IRは金持ちから巻き上げる。済州カジノで破綻した日本の土木会社、軍鶏博打でうどんチェーン店を乗っ取られた賭博好きの経営者、成り上がりの新興企業には脳味噌までバブル化した人たちが多く、大王製紙のボンボンみたいにならないように祈るばかりだ。大阪もIRなど他力本願はいただけない。

[ 2020年5月13日 ]
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