アイコン 旧(株)カトーマロニエの(株)SECO2020(宮城)/自己破産へ


和洋菓子・パン製造卸・小売業を運営していた、旧商号(株)カトーマロニエの(株)SECO2020(所在地:宮城県宮城郡利府町しらかし台6***)は5月13日、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。

負債総額は約5億円。

資本金は7050万円。

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同社は昭和24年創業のパン・洋菓子製造販売の旧カトーマロニエ。「元祖生どら」などの人気商品開発、宮城県の土産品として一時は直営店舗10店のほか、大手コンビニでも販売される地元菓子に上り詰め、以前は14億円以上の売上高を計上していた。しかし、2011年3月の東日本大震災で工場を被災、不採算店舗の閉鎖なども進め、再建を目指したものの土木などのような復興需要もなく、その後は資産売却など進め長らえていたものの、最近の売上高は2億円台まで落ちていた。

だが、今般の新コロナで外出自粛、売上高は激減、借入金も大きく経営に窮するようになっていた。そうした中、今月になり、会社を分割し、事業を名古屋が本店でチーズ菓子が有名な(株)カラベルが子会社として設立した新会社(株)カトーマロニエに譲渡、同社は(株)SECO2020に社名変更し、今回の破産申請の準備となった。

担当弁護士には、後藤泰己弁護士(電話番号:022-227-6167)が任命されている。


 

[ 2020年5月20日 ]
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