追報:(株)AIKジャパンコーポレーション(東京)/破産手続き開始決定 負債48億 新コロナ・虎杖東京関連
什器・家電卸の(株)AIKジャパンコーポレーション(東京都中央区築地4-10-16、代表:中川喬介)は8月5日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けました。
負債総額は約48億円。
資本金は1000万円。
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同社は、平成27年5月設立の飲食店向け什器・設備および中国家電の卸販売を手がけ、平成30年8月期には44億円台の売上高を計上していた。令和元年期にはさらに売上高を拡大させ、116億円台に達していた。しかし、取引関係にあった(株)イースター(横浜市)、FEP(株)(大阪市)など複数の企業と循環取引していることが発覚、資金繰りを急激に悪化させていた。これらグループ企業間で架空取引が発覚し、関連会社の飲食業の虎杖東京も新コロナの影響で大幅な売上高の減少により支援も受けられず、同社は資金繰りに窮し、今回の事態に至った。
破産管財人には鈴木道夫弁護士(電話番号:03-5565-1830)が選任されている。
破産債権の届出期間は令和2年9月2日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年11月19日午前11時。
[ 2020年8月 7日 ]
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