アイコン ホワイトハウスパンデミック 集団感染高官ら18人以上に広がる 上院も議決2週間凍結


毎日4万人以上が感染しているアメリカで、マスクなしで大統領選挙活動を行うトランプ大統領、先月26日~29日にかけ連邦最高裁判事任命パーティと選挙対策会議を開催したホワイトハウス、パーティや会議に出席した共和党議員や大統領夫妻を含めたホワイトハウス高官らが集団感染、パニック状態に陥っている。

パーティでは新コロナ事態もあり、屋外のローズガーデンでマスクなしで開催、互いにハゲしている出席者も多かったという。また、入場検査も完璧には行われず、出席者の一部は検査を受けなかったという(遠隔センサーで検温はしていたと思われるが定かではない)。
選挙対策の主要メンバーによる対策会議では大統領も含め全員マスクなしだった。

上院でも共和党議員が3人感染、3人がいなければ議案が民主党により否決されるため、上院を司る共和党の院内総務は、議決をすべて2週間延期すると発表した。

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大統領は3日間入院し、まだ陽性のままホワイトハウスに復帰、インフルエンザと同じだと豪語、さっそく、ツイッター砲を炸裂させ続けている。
実際はホワイトハウスの居住区に帰宅、オーバルオフィス(大統領執務室)での活動には至っていないが、早晩入るという。
ただ、本人の心境はただ事ではないだろう。
6日までに峠は超えたとされるが74歳の年齢からして、いつ何時サイトカンストーム症状を発生させるかわからない恐怖を抱え込んでいる。

民主党のバイデン候補との2回目のTV討論会は15日開催予定であるが、開催するとしているトランプ大統領に対して、バイデン候補は、大統領が陰性化しない限り、出席しないとしている。

次回は15日(フロリダ州)、最後の3回目は22日(テネシー州)に予定されている。
大統領選挙は1ヶ月を切った11月3日、
ただし、新コロナ事態下、郵便投票を州や地域で採用しており、勝敗の行方は多くの時間を要すると見られている。
懸念されているのは、トランプ大統領がもしも敗れた場合、郵送投票もあり、負けを認めず、そのままホワイトハウスに居座り続け、再集計させたり、訴訟に打って出たりする可能性が指摘されている。

 

[ 2020年10月 8日 ]

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