新コロナ危機迫る欧州 直近のフランスの感染状況 1週間日平均4万人越え
フランスでは、8月から新コロナウイルス第2波襲来、経済優先として第一波のような防疫対策も特になく9月10月と増加、10月平均を見ても2.5万人の感染者数がここ1週間平均では4.1万人と10月20日以降急激に増加している。死亡数は医学的な対処法も進め減っているが、感染者の絶対数が増加しており、1ヶ月後の死者数はそれなりに増加してくるものと見られる。フランスでは外出禁止令が発令されている。ただし、通勤と必需品の買物は許可されている。
欧州では総じて、新コロナウイルスが人に感染しやすくなる気温の低下、乾燥の季節に入っており、8月から感染者数が増加していたものの10月下旬から全欧州で手が付けられないほど感染者が急増している。
低温によりウイルス不活性化期間の長期化による接触感染の増加、
乾燥でよく飛ぶ飛まつ感染の増加
欧米人とアジア人の感染者数や死亡率は、アジアの貧困街を除けば歴然と異なるが、今だ何も説明されていない。
イスラム世界で感染源となったモスク、欧州では教会が感染源となり、特に高齢者が多い田舎の教会で感染拡大、都市部へ向かったのが第一波だった。
現在は第一波の3.43倍の勢いで増加している(掲載の6ヶ国比較/合計で3月+4月は948千人:9月+10月は3,250千人・・・10/31は未発表国もありカウントしていない)。
ワクチン開発も予期せぬ副作用もあり、中断している医薬品メーカーもあるが、すでに100万人以上を臨床試験にかけている中国は、その副作用情報を公表せず、世界のワクチン開発の遅れの原因にもなっている。
副作用情報を共有することにより、よりよいワクチンの早期開発が望まれる。国連もWHOも各国任せでまったくイニシアティブをとっていない由々しき事態でもある。WHOのテドロス事務局長が今だ居座り続けること事態が機能不全と言わざるをえない。
米国も明日の大統領選挙を控え29日、過去最大の10万人の新規感染者を出すなど異常値に達している。
すべてを異常にしてしまった新コロナウイルス。
スクロール→
月間と直近1週間の感染者数 |
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フランス |
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月間 |
累計 |
日平均 |
2月 |
100 |
100 |
3 |
3月 |
52,028 |
52,128 |
1,678 |
4月 |
77,453 |
129,581 |
2,582 |
5月 |
22,172 |
151,753 |
715 |
6月 |
13,048 |
164,801 |
435 |
7月 |
23,118 |
187,919 |
746 |
8月 |
93,106 |
281,025 |
3,003 |
9月 |
282,510 |
563,535 |
9,417 |
10月 |
768,449 |
1,331,984 |
25,615 |
累計 |
1,331,984 |
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|
死亡者数 |
36,788 |
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直近1週間 |
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10月24日 |
45,422 |
人口:6532万人 |
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10月25日 |
52,010 |
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10月26日 |
26,771 |
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10月27日 |
33,417 |
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10月28日 |
36,437 |
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10月29日 |
47,637 |
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10月30日 |
49,215 |
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計 |
290,909 |
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日平均 |
41,558 |
※10月31日分はまだ未発表国もあり、10月分に入れていない。今後31日分が貸さされることになる。