アイコン 茨城・土浦市役所でクラスター 市長ら職員700人全員検査へ 18人感染


茨城県は18日、土浦市役所で職員が多数、新コロナに感染したことを受け、クラスター(感染者集団)が発生したと認定した。
市庁舎はJR土浦駅とペデストリアンデッキでつながり、複数の飲食店でクラスターが発生している桜町とも近い。

市によると、この日に新たに職員3人の感染が判明、これで感染者は計18人になった。6人が入院し、1人が軽症者宿泊施設に入所している。
これを受け、安藤真理子市長ら特別職を含めた職員や市議を対象に500人を超すPCR検査を18日から始めたと発表した。
これまで検査を受けた職員を合わせると、700人規模の検査となる。
 
これまで感染者は市庁舎の4階フロアで勤務する職員が中心だったが、3階フロアで新たに50代男性の感染が分かった。3階フロアの感染者は2人目になり今後、感染が拡大する可能性がある。
市は18日、庁舎全体と、隣接する市教育委員会を一斉に消毒した。
県土浦保健所の指導で、感染した職員が多い4階フロアの道路建設、下水道など7課の窓口を月末まで閉鎖し、業務は電話などでやりとりして進めることを決めた。

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茨城県では18日午後6時現在、土浦市役所9人を含め39人の感染者が発生している。
土浦市桜町1丁目と2丁目の料飲食店街でクラスターが発生したことに伴い、同地区関係の希望者に無料でPCR検査を実施している。
「桜町飲食業振興協議会」加盟の36店舗は11月18日から2週間、自主休業している。

以前の厚労省の検査基準では濃濃厚接触者しか感染検査させなかったが、5月8日取っ払ったものの、そのトラウマが全国の保健所に蔓延り、最近やつと改善されてきたようだ。東北では女性従業員が感染し、濃厚接触者だけを検査したところ、後日、濃厚接触者以外からも感染者が発生し、その家族も感染していたことが判明していた。県当局は、当初、会社関係者全員を検査すべきだったと反省の弁。

新コロナウイルスは人を宿主にして感染させる。感染者を隔離し、人に感染させないようにすることで、人+人感染の新コロナは収束していく。

[ 2020年11月19日 ]

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